日本学術振興会

科研費審査区分表及び審査方式等の見直しに係る意見の公募について

2024年1月19日

科研費では、個人の自由な発想に基づく多様な学術研究の一層の振興を図る観点から、平成30(2018)年度公募から新たな「審査区分表」及び新しい審査方式(「総合審査」、「2段階書面審査」)を採用する科研費審査システムの見直しを行いました。
また、令和5(2023)年度公募では、「審査区分表」の一部見直しを行っています。
(参考)
 *科研費改革の動向
 *最新の「審査区分表

審査システムは、10年に1度は必要に応じ研究種目や配分方式を含めたより適切な仕組みの検討を行うこととされており、令和10(2028)年度の公募から適用する審査区分表及び審査方式等の更なる改善に向け文部科学省から日本学術振興会に対して検討が依頼されているところです(本会での検討は、第一線の研究者により構成されている学術システム研究センターを中心に行います。)。
    
ついては、本会での検討の参考とするため、審査区分表及び審査方式等についてのご意見がありましたら以下の提出要領に従い提出してください。
(本会による検討を踏まえ、文部科学省の科学技術・学術審議会で審議・決定されます。)
なお、いただいたご意見に対して個別の回答は致しませんが、ご意見等を精査し、検討させていただきます。
  
(※)審査区分表は、科研費の審査区分を示すものであり、学問分野の体系化を趣旨としたものではなく、また、大学の学科・専攻や学会の分野などに基づいたものでもありません。 

意見提出方法及び提出先

必ず以下のフォームから提出してください。(メール・電話・郵便・FAX・その他の手段による意見の受付は致しかねます。)

提出〆切

令和6(2024)年2月29日(木)17時(必着)

提出に当たっての留意点

「審査区分表」について意見を提出する際は、以下の各点に留意してください。
  • 審査区分表の改定については、①どのような改定が必要か、②改定が必要な背景・理由等について明らかにしてください。
  • 審査区分表は、「科研費審査システム改革2018」において、より広い分野において競争的環境下で優れた研究課題の選定ができるよう作成されたものです。このため、単に区分を増やすだけのようなご意見ではなく、審査区分の考え方を踏まえたご意見を記載してください。
  • 「内容の例」についてのご意見も受け付けます。追加を提案する場合、当該小区分の「内容の例」の総数を10個以内となるよう削除する「内容の例」も合わせて記載してください。