日本学術振興会

科研費の「基金化」

「基金化」の導入(平成23年度~)

年度にとらわれずに研究費の使用ができるよう、平成23年度から日本学術振興会に基金を創設しました。基金化した種目では、複数年間の研究期間全体を通じた研究費が確保されているため、研究費の柔軟な執行が可能となりました。

基金化のメリット

  • 研究の進展に合わせた研究費の前倒し使用が可能になりました。
    次年度以降に使用する予定だった研究費を前倒しして請求することにより、研究の進展に合わせた研究費の使用が可能です。
     
  • 事前の繰越手続きなく、次年度における研究費の使用が可能になりました。
    研究者は会計年度を気にかけることなく研究を進めることができ、未使用分の研究費については、事前の繰越手続きなしに次年度以降に使用することができます。
     
  • 年度末の会計処理を意識することなく、研究を進めることが可能になりました。
    会計年度による制約がなくなるため、前年度に発注した物品が翌年度に納品されることになっても構いません。

基金化による研究費の使用イメージ

基金化

学術研究助成基金の造成額について

平成23年度造成      85,328,000千円
平成24年度造成   105,155,421千円
平成25年度造成   102,296,000千円
平成26年度造成      98,367,000千円
平成27年度造成      94,156,000千円
平成28年度造成      89,134,000千円
平成29年度造成      86,682,000千円
平成30年度造成      91,882,000千円
令和元年度造成       97,210,000千円
令和2年度造成       97,924,000千円
令和3年度造成   108,924,000千円
令和4年度造成   113,528,000千円
令和5年度造成   170,215,000千円
      ※すべて国費相当額
 

学術研究助成基金残高(四半期報告)

   学術研究助成基金残高(令和4年度)
   学術研究助成基金残高(令和5年度)
   学術研究助成基金残高(令和6年度)