日本学術振興会

選考方法(CPD)

特別研究員-CPDの選考は、我が国の第一線の研究者で構成される特別研究員等審査会(委員59人、専門委員約1,700人)において行われていました。

I. 特別研究員-CPDの選考方法 

※令和5(2023)年度採用分募集要項公表時の内容です。

審査方針

(1)海外での研究経験を通じて、研究者としての能力が伸びることが期待できること。
(2)海外での研究により、現在行っている研究課題に大きな進展をもたらすことが見込まれる研究計画であること。

審査の流れ

 特別研究員-CPDの選考は、申請者の審査区分(※)に応じて、複数の特別研究員等審査会委員による書面審査を行い、書面審査の評価結果に基づき採用内定者の選考を行います。
 ※審査区分は、申請者が特別研究員-PDに申請した時の書面合議審査区分に基づき決定されます。

審査項目及び評点の付し方

 申請書類に基づき、①「海外での研究活動の意義」、②「研究計画」の2つの項目ごとに、絶対評価により5段階の評点(5:非常に優れている、4:優れている、3:良好である、2:普通である、1:見劣りする)を付します。
 その後、上記2項目の点数を踏まえて、総合的に絶対評価により5段階の評点(評点は5~1。評点5が最も採用を強く推奨する。)を付します。

II. 選考結果の開示について

選考結果は、申請者及び申請機関に通知します。
 なお、不採用者及びその申請機関には、該当する書面合議審査区分における不採用者のうちのおおよその順位を開示します。
 選考結果の開示時期については、「募集要項(CPD)」及び「選考日程(CPD)」を参照してください。