特別研究員の選考方法
特別研究員の選考は、我が国の第一線の研究者で構成される特別研究員等審査会(委員58人、専門委員約1,800人)において行われます。
任期を終了した特別研究員等審査会委員および専門委員(PDF)
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I. 特別研究員-CPDの選考方法
※令和5(2023)年度採用分募集要項公表時の内容です。
- 審査方針
(1) 海外での研究経験を通じて、研究者としての能力が伸びることが期待できること。 (2) 海外での研究により、現在行っている研究課題に大きな進展をもたらすことが見込まれる研究計画であること。
[留意事項] 人権の保護及び法令等の遵守への対応について
研究計画を遂行するに当たって、相手方の同意・協力を必要とする研究、個人情報の取り扱いの配慮を必要とする研究、生命倫理・安全対策に対する取組を必要とする研究など指針・法令等(国際共同研究を行う国・地域の指針・法令等を含む)に基づく手続が必要な研究が含まれている場合、講じる対策と措置についても併せて確認しています。例えば、個人情報を伴うアンケート調査・インタビュー調査、行動調査(個人履歴・映像を含む)、国内外の文化遺産の調査等、提供を受けた試料の使用、侵襲性を伴う研究、ヒト遺伝子解析研究、遺伝子組換え実験、動物実験など、研究機関内外の情報委員会や倫理委員会等における承認手続が必要となる調査・研究・実験などが対象となります。 - 審査の流れ
特別研究員-CPDの選考は、申請者の審査区分(※)に応じて、複数の特別研究員等審査会委員による書面審査を行い、書面審査の評価結果に基づき採用内定者の選考を行います。
※審査区分は、申請者が特別研究員-PDに申請した時の書面合議審査区分に基づき決定されます。 - 審査項目及び評点の付し方
申請書類に基づき、①「海外での研究活動の意義」、②「研究計画」の2つの項目ごとに、絶対評価により5段階の評点(5:非常に優れている、4:優れている、3:良好である、2:普通である、1:見劣りする)を付します。
その後、上記2項目の点数を踏まえて、総合的に絶対評価により5段階の評点(評点は5~1。評点5が最も採用を強く推奨する。)を付します。