日本学術振興会

審査区分表および書面審査セット

概要

 国際共同研究事業では平成30年度採択分より、従来の「系、分野、分科、細目表」ではなく、「小区分、書面審査区分、合議審査区分」で構成される「国際交流事業 審査区分表」で公募・審査を行うこととしました。この表は各種国際交流事業で共通して使用されるものであり、科学研究費助成事業や研究者養成事業の審査区分表とは異なります。
書面審査及び合議審査は、それぞれ「審査セット」の単位で行われます。「審査セット」は「審査区分表」に基づいて設定されていますが、適切な相対評価ができるように、関連する審査区分を組み合わせてグループ化しています。

書面審査セット

 書面審査セットとは、書面審査の評価のために、関連する複数の書面審査区分を組み合わせてグループ化したものです。国際共同研究事業の「書面審査セット」では、1件の申請について、このグループの研究分野を専門とする6人の書面審査員を割り当て、書面審査を実施しています。セットごとの書面審査員は、専門分野のバランス、各審査員の所属機関が異なるようにしています。なお、書面審査セットは、毎年見直しを行っており、事業によって書面審査セットは異なりますので、申請の際には必ず国際共同研究事業の「書面審査セット表」を確認のうえ、申請書を作成してください。

電子申請システムでの小区分、書面審査区分、合議審査区分の選択について

 国際共同研究事業では一部の小区分を除き、小区分を選択すると、書面審査区分及び合議審査区分が自動的に表示されます。
電子申請システムでの小区分、書面審査区分、合議審査区分の選択について
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複数の書面審査セットに現れる小区分について

 電子申請システムを用いて申請を行う際、複数の書面審査区分に現れる一部の小区分(審査区分表7ページ参照)を選択した場合、書面審査区分・合議審査区分を選択する必要があります。申請の際は以下の図のような流れとなります。それぞれの区分を選択する場合、自身が希望していない区分を誤って選択した場合、審査に大きな影響を与えますのでご注意ください。
複数の書面審査セットに現れる小区分について
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