令和3（2021）年5～8月にかけて、JSPSサマー・プログラムの一環としてオンラインでの日本語教室およびホームステイプログラムを実施しました。本プログラムは、国立大学法人総合研究大学院大学（総研大）との共催で執り行われました。
 オンライン日本語教室は、入門・初級・中級・上級の4レベルに分かれ、90分/回の授業を3回、計130名のフェローが参加しました。入門クラスでは挨拶や自己紹介、食事の注文方法などを学びました。上級クラスでは、ディスカッションやビジネス会話に挑戦し、限られた時間、環境下において「サバイバルに生かせる日本語」をテーマにカリキュラムを組み立て実施しました。
 受講者からは「基本的なフレーズではあるが、日本語を話す事に自信を持つことが出来るようになった」、「新しい単語や文法を学ぶことができ、日本語を勉強する良いきっかけとなった」等の感想が寄せられました。

 オンラインホームステイは、一人1回計1時間20分間、日本語レッスン、フリートーク、散歩または料理のアクティビティ等を行いました。事前アンケートによりマッチング、日程調整を行い、計130名のフェローが参加しました。
 参加者の79％がこのプログラムを「すばらしい」と回答し、満足度の高いプログラムでした。参加者からは、「このホームステイの経験は、非常に有益で楽しいものであり、JSPSのプログラムをより楽しみにするものでした。」、「ホームステイは本当に歓迎されました。日本語を練習することができたし、日本の生活に浸ることができました。」等の感想が寄せられました。