日本学術振興会

制度概要

趣旨

海外という新たな環境へ挑戦し、3か月~1年海外の研究者と共同して研究に従事する機会を提供することを通じて、将来国際的な活躍が期待できる豊かな経験を持ち合わせた優秀な博士後期課程学生等の育成に寄与します。

対象分野

人文学、社会科学及び自然科学の全分野

申請資格

次の要件を全て満たしている者であること。
 
  1. 採用年度4月1日現在、我が国の大学院博士後期課程に在籍する者
  2. 申請時かつ採用時において日本国籍を持つ者、又は日本に永住を許可されている外国人
  3. 本プログラムの採用開始までに、連続して3か月以上、研究のために海外に滞在した経験がない者
    (申請時において既に研究のために海外に滞在中で、連続して3か月以上海外に滞在する予定の者も申請できません。)

採用期間

採用開始日から3か月~1年
採用開始日:採用年度4月1日~翌年3月31日

受入研究機関

海外の特定の優れた大学等研究機関。
なお、次に挙げる機関等は受入研究機関として認められません。
  • 我が国の大学等学術研究機関が海外に設置する研究所等
  • 営利を目的とした民間研究所等

支給経費

  1. 往復航空賃
    ※上記を除く交通費は支給しません。
  2. 滞在費(派遣国によって異なる。採用期間が 90日以上1年以下の研究課題1件につき100~140万円)
  3. 研究活動費(受入研究機関の請求書に基づきベンチフィーを支給。上限20万円)
本プログラムに申請した研究課題の遂行に必要であれば、他のフェローシップ等との重複受給が可能です。
ただし、他財団等の事業や所属大学院において定められる規程上では問題がある可能性がありますので、必ず各担当者へ確認の上、申請してください。