日本学術振興会

九州工業大学

開発フェーズの実行部隊・機能・教育を国内外の大学・企業に提供可能なイノベーション創出大学モデルの構築

九州工業大学_1
大学ビジョン
“未来を思考する「モノづくり」と「ひとづくり」を推し進め、最先端の技術と人材で世界にインパクトを与えるイノベーション創出大学となる” という2040年ビジョンの達成を目指し、学術界が生み出すディープテックシーズを起業や技術移転という形で産業界にシームレスに接続する社会実装バリューチェーンを形成する。そのために必要な実行部隊を学内に整備し10年間で120社の起業等を達成する。その結果、学術界と産業界一体となったイノベーション創出、産業界から学術界への資金循環が活発になり、日本の科学技術力底上げに貢献する。
強みや特色
国内Top10常連の産学連携力、国際的な卓越拠点となっている宇宙分野(学術機関で超小型人工衛星運用数8年連続世界1位、国内ではJAXA と並ぶ世界的衛星用評価試験センターを所有)や、ロボット分野(XPRIZE世界2位、生活支援ロボット世界大会6度優勝等の実績を持つ研究者チーム)等を有する。
研究力の向上戦略
卓越的研究力の維持・発展のために、3階層のプロジェクト研究センター(PRC)を定期的、戦略的に刷新するとともに、①PRCの評価に基づく大学戦略経費投入と間接経費獲得額に応じたインセンティブ付与。②SPRING事業や学内外へのインターンによる博士人材育成やTCカレッジとの連携による技術系人材育成強化。③研究経営が可能な九工大型URAによる基盤研究から社会実装まで連動させたPRCの運営。④未来思考実証センターによる基盤研究成果を基にした事業開発と技術開発推進体制の整備らにより持続的な資金循環と人材供給を実現する。

連携大学・参画機関

連携大学:北九州市立大学、長崎大学
参画機関:東京大学、東京科学大学、室蘭工業大学、九州大学、情報通信研究機構、宇宙航空研究開発機構、マレーシアプトラ大学、キングモンクット工科大学北バンコク校、国立台湾科技大学、ニューヨーク市立大学、ローマ・ラ・サピエンツア大学、ロレーヌ大学

大学ビジョン実現に向けたロードマップ及びアウトカム指標

九州工業大学_2

J-PEAKSを通じたこれまでの取組や成果

九州工業大学_3
初年度にあたる2025年度については、強みのある研究分野の研究機器の購入や、最重要事業の1つである社会実装の専門人材の雇用を行っている。また、学内構成員全員が同じ方向を向いて取り組める環境作りのため、月刊の学内広報誌を発行すると共に、「J-PEAKSの学内浸透度「日常業務における事業目的の意識」「研究者の研究時間増加に係る感触」等について、定期的なアンケートを行って時系列の変化を測定。結果を踏まえてJ-PEAKS 学内勉強会を企画・開催している。
体制整備の一方で、外部資金や大学発ベンチャーについては既に目に見える実績が出ており、外部資金については目標を大きく上回る増加、ベンチャーについても1年間で15社の起業に成功している。

※右図説明
【右上写真】「九工大未来テラス」(戸畑キャンパス内)スタートアップ支援・社会実装拠点

大学Webサイト

九州工業大学のJ-PEAKSの取組の詳細は、以下のWebサイトもご覧ください。
https://www.kyutech.ac.jp/