日本学術振興会

R063高効率エネルギー変換材料とデバイス技術の融合委員会

活動目的

電気エネルギーは我々の社会を支える重要な基盤である。現在では周波数制御・出力制御等が容易にできるようになり、また高効率化も進んでいるものの、安価で信頼できる持続可能なエネルギーが要求される中では、より一層の高効率化が求められている。
本委員会は、半導体材料と磁性体材料の研究者を学術界と産業界からエネルギーをキーワードとして広く集めて結集された。メガワットからミリワットまでの広いダイナミックレンジにおける電気エネルギーの効率的な活用技術を産学が共有するとともに、その知見を学術界と産業界の密な連携により社会実装することを目的として活動する。

活動内容

学術界がもついわゆるシーズとなる技術を委員会・研究会によりチーム内で共有し、産業界が認識する問題点の解決に向けた検討を行う。またその結果を社会実装するための戦略についてチーム内で検討する。すでに学術界が有するシーズのみで解決できない場合は、解決のための学術研究を実施することも産学の共同研究の仕組みも活用して検討する。これにより幅広いエネルギー範囲において高効率のエネルギー変換を可能にし、持続可能な社会の実現に貢献する。

設定期間

令和6年4月1日~令和11年3月31日

委員構成(活動開始時)

学界32名  産業界23名  委員総数55名

委員長

石山 和志 東北大学 教授