日本学術振興会

R053設計・計測・解析の協調プラットフォーム委員会

活動目的

計測解析の効率的な実施とその結果の有機的な利用を可能にするために、必要となるシステムを産学協力を通じて検討し、計測解析に係る新しい協調プラットフォームを構築することを目指しています。

活動内容

計測解析は、「設計:Planning」→「計測:Measurement」→「解析:Analysis」の三過程に分割できる。設計・計測・解析の各過程の分業を可能とし、過程間が連携した協調プラットフォームを実現するには、各過程で生じるデータを含む情報の共有・伝達方法の確立が必須である。このため、各過程で生じるデータの集積や過程間での共有・伝達において重要な、それぞれのデータの位置付けや品質の表示法(計測データのパスポート)やデータを利用できる範囲(計測データのスコープ)と保有するメタデータの関連付けについて検討を行う。さらに国際的な広がりを視野に入れた協調プラットフォーム実現に向けて、国際的に通用する計測分析技術に関わるオントロジーについて議論し整理を行う。

設定期間

令和5年4月1日~令和10年3月31日

委員構成(活動開始時)

学界18名  産業界19名  委員総数37名 

委員長

藤本 俊幸 産業技術総合研究所 チーフ標準化オフィサー