日本学術振興会

先端科学(FoS)シンポジウムとは

趣旨

  先端科学(Frontiers of Science: FoS)シンポジウムは、次世代を担うリーダーの育成と世界をリードする人材を結ぶネットワーク形成を目的として、日本及び諸外国の新進気鋭の若手研究者を対象に、最先端の科学トピックについて分野横断的な議論を行う合宿形式の国際シンポジウムです。

共催機関

実施形態

日  数: 4日間(1日目はレセプション)。全参加者が全日程、全てのセッションに参加して討議します。
対象分野: 社会科学、自然科学の全分野。5~6のセッションに分かれています。
使用言語: 英語。同時通訳はありません。

プログラム例:セッション順は初日に発表されます。

日程 午前 午後
1日目   ウェルカムレセプション
2日目 開会式
セッション(生物)
セッション(地学)
ポスターセッション
3日目 セッション(数学)
ポスターセッション
セッション(社会)
文化研修
4日目 セッション(化学)
セッション(物理)
閉会式
*ポスターセッションはフラッシュトークを含みます。

セッション構成例:

各セッションの構成(1セッションあたり2時間)

セッション構成

参加者の構成例:

企画委員(プランニング・グループ・メンバー:PGM)
セッション毎に2~3名(日本側:1名、相手国側:1~2名)。トピック、スピーカーの選定及びセッションの統括を担当。
イントロダクトリー・スピーカー
セッション毎に1名(日本側または相手国側)。セッションの導入説明を担当。
スピーカー
セッション毎に2~3名(日本側:1名、相手国側:1~2名)。最先端の研究成果紹介を担当。
参加研究者
セッション毎に5~6名(日本側:2~3名、相手国側:2~4名)。全ての議論に参加。
※役割の別にかかわらず、全ての参加者が自身の研究について、ポスター発表をすることができます。

参加者の選考

 参加研究者(Discussant)について、公募および企画委員からの推薦に基づいて選考されます。詳しくは参加者 推薦要項・様式等をご参照ください。なお、企画委員(プランニング・グループ・メンバー:PGM)及び登壇者(スピーカー)は、公募の対象とはなりません。 

参加研究者の条件

 科学研究費補助金取扱規程(文部省告示)第2条に規定されている学術研究機関に所属する若手研究者*のうち、以下の条件を全て満たすこと

1) 優れた学術業績があること
2) 英語での議論に優れること
3) リーダーシップを発揮できること
4) 自分の専門分野に限らず、幅広い分野に対して興味関心を持っていること
5) 対象となるシンポジウムの全日程に参加できること
*若手研究者:開催年度4月1日現在、博士の学位を有する45歳以下の者または博士の学位を取得後15年以下の者であることを要件とする。

支援経費

 本会及び共催機関が、所属機関から会場への往復交通費 (外国旅費・内国旅費) 及び各シンポジウム期間中の宿泊及び食事を負担します。