学術の社会的連携・協力の推進事業
University-Industry Research Cooperation Societally Applied Scientific Linkage and CollaborationR055カーボンニュートラルのための先進セラミックス委員会
カーボンニュートラルのための迅速な課題解決が求められる状況下にあっては、最先端の科学技術を駆使した技術開発を産学共同で共通に議論できる場の要望が多く寄せられている。
本委員会では、カーボンニュートラルに資するセラミックス研究の新規な方向性を議論・検証していき、具体的な産学共同研究に繋げていくこと、および、カーボンニュートラルの目標達成のための先進セラミックスの社会実装を見据えた戦略的研究課題を検討することを企図している。
本委員会では、カーボンニュートラルに資するセラミックス研究の新規な方向性を議論・検証していき、具体的な産学共同研究に繋げていくこと、および、カーボンニュートラルの目標達成のための先進セラミックスの社会実装を見据えた戦略的研究課題を検討することを企図している。
本委員会では、カーボンニュートラルのための先進セラミックスの課題を俯瞰して議論するための全体会議と、これを支える重点領域を深掘りするための以下の分科会を設置する。
【機能性セラミックス分科会】
カーボンニュートラル実現のためのキーマテリアルとなる、燃料電池、太陽電池、熱電素子などの発電デバイスや全固体電池、スーパーキャパシタなどの蓄電デバイス、エネルギーキャリアとなる水素、アンモニアなどの製造・貯蔵を支える機能性セラミックスについて基礎から応用・課題について広く議論する。
【エンジニアリングセラミックス分科会】
環境負荷を低減しつつエネルギーの有効利用に資するコーティングを含む最新の高耐性材料の研究とともに、産業界から強く望まれる強度信頼性や経時劣化等のセラミックス固有の課題を克服するための学理と産業応用について議論する。
【グリーンプロセス分科会】
原料粉体合成、加工レスを目指した成形・焼結手法、外場アシストによる低温・短時間緻密化プロセスなどのカーボンニュートラルを目指した各プロセスの高度化とともに、これらを俯瞰したセラミックスプロセスチェーンの概念に基づくカーボンニュートラル実現のための粉体プロセスの可視化とインフォマティクス、デジタルツイン化、さらには、CO2の回収・貯蔵・利用に資するセラミックスなどについて議論する。
また、プロセスと機能の相乗効果やマルチ機能の制御等は、上記分科会を横断する共通基盤技術課題であることから、各分科会の有機的な連携も推進する。この他に、若手研究者からのボトムアップで企画する『次世代若手セッション』を実施し、若手研究者の産学共同研究の推進と産学含めた若手研究者間のネットワークの構築を進める。
【機能性セラミックス分科会】
カーボンニュートラル実現のためのキーマテリアルとなる、燃料電池、太陽電池、熱電素子などの発電デバイスや全固体電池、スーパーキャパシタなどの蓄電デバイス、エネルギーキャリアとなる水素、アンモニアなどの製造・貯蔵を支える機能性セラミックスについて基礎から応用・課題について広く議論する。
【エンジニアリングセラミックス分科会】
環境負荷を低減しつつエネルギーの有効利用に資するコーティングを含む最新の高耐性材料の研究とともに、産業界から強く望まれる強度信頼性や経時劣化等のセラミックス固有の課題を克服するための学理と産業応用について議論する。
【グリーンプロセス分科会】
原料粉体合成、加工レスを目指した成形・焼結手法、外場アシストによる低温・短時間緻密化プロセスなどのカーボンニュートラルを目指した各プロセスの高度化とともに、これらを俯瞰したセラミックスプロセスチェーンの概念に基づくカーボンニュートラル実現のための粉体プロセスの可視化とインフォマティクス、デジタルツイン化、さらには、CO2の回収・貯蔵・利用に資するセラミックスなどについて議論する。
また、プロセスと機能の相乗効果やマルチ機能の制御等は、上記分科会を横断する共通基盤技術課題であることから、各分科会の有機的な連携も推進する。この他に、若手研究者からのボトムアップで企画する『次世代若手セッション』を実施し、若手研究者の産学共同研究の推進と産学含めた若手研究者間のネットワークの構築を進める。
令和5年4月1日~令和10年3月31日
学界 44名 産業界 26名 委員総数 70名
多々見 純一 横浜国立大学 教授