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2019年度

2019年10月10日 旭化成株式会社名誉フェロー吉野彰先生のノーベル化学賞受賞について

理事長メッセージ

吉野彰先生
写真提供:旭化成株式会社様

  吉野彰先生(旭化成株式会社名誉フェロー)が、「リチウムイオン電池の開発」によりノーベル化学賞を御受賞されましたこと、心よりお祝い申し上げます。

  吉野先生が、その実用化に多大な貢献をされたリチウムイオン電池は、小型・軽量の二次電池としてスマートフォンやノートパソコンに使用されており、現在のIT社会においてなくてはならない技術です。
  先生は、今回同時受賞されたお二人の先生方の研究をベースに、電極に新たな物質を用いること等により、高い起電力と容量を持ち、安全なリチウムイオン電池を世に送り出されました。このリチウムイオン電池は、現在のモバイル社会を支えているのは言うまでもありませんが、電気自動車への搭載や再生可能エネルギーを蓄えることなど、環境に優しい技術としても高く評価されています。

  このたびの御受賞は、我が国の民間企業も含めた高い研究力が実を結んだものであり、研究に携わる方々、特に若い研究者に、大きな勇気と誇りを与えるものです。

  また、吉野先生には、本会の学術システム研究センター運営委員会委員等として御指導いただくなど、学術振興においても御貢献いただいております。

  日本学術振興会としては、引き続き、研究者の自由な発想に基づく多様で独創的な研究や、若手研究者の挑戦を支援していくことで、イノベーションの源泉である学術研究を通じて世界の発展に一層貢献できるよう、その役割を果たしてまいります。

令和元(2019)年10月10日

独立行政法人日本学術振興会理事長
里見 進

2019年08月08日 令和元年度特別研究員-RPD研究交流会を令和元年8月1日(木)に開催しました。

 8月1日(木)に明治記念館にて、秋篠宮皇嗣妃殿下の御臨席を賜り、「特別研究員-RPD研究交流会」を開催しました。
 日本学術振興会では、優れた若手研究者が、出産・育児による研究中断後に円滑に研究現場に復帰できるように支援するため、平成18年度から「特別研究員-RPD」を採用しています。
 毎年、採用者を対象に、研究活動における出産・育児の課題と今後の研究展望等についての意見交換とともに、先輩研究者による体験談も交え、他分野の特別研究員-RPDとの分野を越えた研究交流・情報交換の機会を提供することを目的として、研究交流会を開催しています。
 13回目となる今回は、来賓の室伏きみ子お茶の水女子大学長からの挨拶、特別研究員-RPD採用経験者2名からの講演の後、特別研究員-RPDからの研究発表が行われました。
 また、研究発表後の懇談会では、秋篠宮皇嗣妃殿下が特別研究員-RPD一人ひとりとご歓談され、研究と出産・育児の両立に関する日頃の課題や工夫について活発な意見交換が行われました。


開会挨拶(日本学術振興会 里見進 理事長)
来賓挨拶(お茶の水女子大学 室伏きみ子 学長)
開会挨拶(日本学術振興会 里見進 理事長) 来賓挨拶(お茶の水女子大学 室伏きみ子 学長)
RPD採用経験者の講演(横浜国立大学 教育学部 小沢 奈々 准教授) RPD採用経験者の講演(明治大学 総合数理学部 五十嵐 悠紀 准教授)
RPD採用経験者の講演(横浜国立大学 教育学部 小沢 奈々 准教授) RPD採用経験者の講演(明治大学 総合数理学部 五十嵐 悠紀 准教授)


特別研究員-RPDについて

2019年08月07日 日仏先端科学(Japanese-French Frontiers of Science: JFFoS)シンポジウムの再開が決定しました。

(続きはこちら

2019年06月03日 第12回HOPEミーティングの開催概要を掲載しました。

第12回HOPEミーティングは2020年3月9日(月)~3月13日(金)、
つくば市(予定)において開催します。募集要項・申請書を掲載しました。

続きはコチラ


2019年05月28日 第8回グローバルリサーチカウンシル年次会合(ブラジル・サンパウロ)が開催されました。

 令和元年5月1日から3日の3日間、サンパウロ州立研究財団(São Paulo Research Foundation, FAPESP)、ドイツ研究振興協会(German Research Foundation, DFG)、アルゼンチン国立科学技術研究会議 (National Scientific and technical Research Council, CONICET)の主催により第8回グローバルリサーチカウンシル(Global Research Council: GRC)年次会合がブラジル・サンパウロにおいて開催されました。49カ国・2国際機関から合計58機関の長が参加し、本会からは里見理事長が出席しました。
 GRCは世界各国の学術振興機関の長によるフォーラムであり、各機関が連携を強めることでサイエンスの質を高め、単独では解決できない課題に対応するために、平成24年に米国国立科学財団(NSF)の提唱により設立されました。本会理事長は設立当時から理事会メンバーに選出され、平成27年5月からの2年間は理事会議長を務めるなど、GRCの運営において主導的役割を果たしています。
 年次会合に向けて毎年特定の議論テーマが設定され、第8回は「社会的・経済的効果への期待に応えるための原則 (Addressing Expectations of Societal and Economic Impact)」に関する宣言文が採択されました。GRC参加機関はこれらに則り、各々の研究助成政策・制度を充実させていくことを目指していきます。
 次回第9回GRC年次会合は、南アフリカ共和国 (National Research Foundation, NRF)、英国(UK Research and Innovation, UKRI)の主催により、令和2年5月に南アフリカ共和国・ダーバンにて開催予定です。

(写真のとおり)

第8回グローバルリサーチカウンシル年次会合集合写真

【参考】

学振HP: グローバルリサーチカウンシルホームページ
     https://www.jsps.go.jp/j-grc/index.html
Global Research Council Website: http://www.globalresearchcouncil.org/

2019年04月03日 「ノーベル・プライズ・ダイアログ東京2019」を開催しました。

2019年3月17日(日)パシフィコ横浜会議センターにおいて、日本学術振興会とノーベル・メディアABとの共催により、ノーベル・プライズ・ダイアログ東京2019が開催されました。「The Age to Come 科学が拓く明るい長寿社会」をテーマに、ノーベル賞受賞者5名に加え、国内外の著名研究者・有識者14名が、活発な対話を行いました。
当日は約1,000名の参加者を迎え、盛会のうちにイベントを終えました。また、レセプションには高円宮妃殿下の御臨席を賜りました。
当日の全講演・ディスカッションのストリーミング映像は、以下のURLから視聴いただけますので、ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/nobeldialogue
特設ウェブサイト