日本学術振興会

参加者の声

第16回HOPEミーティングの日本側参加者の「参加者の声」です。
※若手研究者/博士課程学生、分野は、参加当時のものです。
※太字・下線は事務局によります。
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3分でわかるムービー

ノーベル賞受賞者に会える! 世界に仲間ができる!

ノーベル賞受賞者や国内外の若手研究者と密度の濃い交流機会を得られる非常に貴重で刺激的な機会となりました。本会参加を通じて、研究について大変励まされ、またグローバルな規模で研究者としてのキャリアを考えることができるようになりました。研究分野や、国、言語を超えてこれまでにない経験をすることができ忘れられない経験となりました。まだ学生かつ留学経験がないため不安もありましたが、参加することができ本当に良かったです。 (博士課程学生・生物学系)
ノーベル賞受賞者の先生方とたっぷり議論ができるのはとても刺激的でした。Brian Schmidt先生に講演後に質問に伺ったら、「大気物理の研究の人だよね!」と覚えていただいていたのはすごく嬉しかったです。最終日のTeam Presentationに向けての準備では、1週間という短い期間にもかかわらず各国参加者のチームワークに対する考え方の違いを垣間見ることができ、日本にいながらも踏み込んだ文化交流をすることができました。 (若手研究者・数物系)
ノーベル賞受賞者などの著名な研究者だけでなく、国籍や研究分野など、さまざまなバックグラウンドを持つ若手研究者と交流できることも、HOPEミーティングの大きな魅力だと思います。グループディスカッションやチームプレゼンテーションを通して、同世代の研究者たちの多様な考え方に触れることができたのは、私にとって最大の収穫でした。近年、「多様性の重要性」がよく叫ばれていますが、日本の大学院という均質な集団に属する自分にとって、「多様性とは何か」「なぜ大切なのか」を芯から理解する初めての機会になりました。英語がうまく通じずにもどかしさを感じる場面もありましたが、多くの参加者は英語を母語としない方々だったため、あきらめずに伝えようとする姿勢さえあれば、しっかりと汲み取ってくれました。私にとってこのHOPEミーティングは、大学院生活の中で最も充実し、最も多くの学びを得られた時間だったと感じています。 (博士課程学生・医歯薬学系)
世界中の研究者と交流することが出来た1週間でした。私が特に驚いたのは、彼らが「本気」で研究者を目指しているということです。ノーベル賞受賞への質問などを通して、彼らからアカデミアで成功したいという、強い意志を感じました。
日本国内の研究者からも学ぶことが出来たことも収穫でした。これから長い付き合いになるであろう研究者たちとディスカッションを行うことが出来ました。
日本国内では、アカデミアの価値がずっと問われていますが、彼らにとって日本はアカデミア大国で、何としてでも仕事をしたい国の一つのようです。言語の壁をもろともせず、成功したいと強い気持ちを持つことは重要なのだと学びました。そして、日本の研究が彼らにとってずっと魅力的であり続けられるように、私も研究を頑張っていきたいと強く思いました。(若手研究者・数物系)
HOPEミーティングの参加者は、誰もが皆さんとの出会いを楽しみにしています
ノーベル賞受賞者の方々は、全員が若手研究者の手助けになりたいと思ってくれており、どんな質問・相談にも親身に乗ってくれます。同世代の若手研究者も、他の参加者と交流し、意見交換をしたり、悩みや人生プランを共有したりしたいと思っています。
ですのでHOPEミーティングに参加すれば、英会話や社交性に不安があったとしても、必ず交流や気づきが生まれます。
私にとっては間違いなく、これまでで最高の体験の1つでした。(博士課程学生・化学系)
これだけの数のノーベル賞受賞者を招待し、しかも一年に一度のペースで開催される国際会議は世界中を探しても、そう多くないと思います。そのような会議に日本で参加できるということは、日本の若手研究者にとっては刺激を受ける貴重な機会です。日本人の参加者は旅費・滞在費をJSPS側が負担してくれますが、海外からの一部参加者は旅費の一部を自己負担してでもこの会議に参加しています。経済的な負担なしで、ノーベル賞受賞者と近い距離でディスカッションできることは間違いなくこの先のキャリアにプラスに働くはずです。もちろん英語の問題もあるかと思いますが、英語を完全には聞き取れなくとも、講演者の方々の話し方やディスカッション・質疑応答時のやりとりを見ていると、ノーベル賞受賞者の方々の科学に対する真摯な姿勢が伝わってきます。 それだけでもこの会議に参加する意義は十分にあると思います。博士課程学生や若手研究者の方には、ぜひ参加をお勧めします。 (若手研究者・工学系)

英語に自信がなくても!

今回の経験によって、英語でのコミュニケーションをさらに改善しようという動機になった。 (若手研究者・化学系)
第16回HOPEミーティング
英語力が「十分だ」と納得できるまで待っていると、せっかくの機会を逃しかねません。むしろ、今の英語力を最大限に活かし、柔軟に工夫しながら乗り切る力こそが重要だと感じます。
実際、HOPEミーティングは1週間にわたってすべて英語で進行するため、私も参加前は大きな不安を抱いていました。英語が得意ではない私にとっては敷居が高いように思えたのです。しかし、いざ参加してみると、周囲の参加者や講師の方々がこちらの意図を汲み取ろうとしてくださり、完璧な英語でなくても予想以上にコミュニケーションが成り立ちました。分からないときは繰り返し質問したり、ゆっくり話してもらうようお願いしたり、自分なりに表現を工夫するうちに、英語でやりとりする力を自然と身につけられたと感じます。そして、この「工夫しながら適応する力」こそ、非ネイティブながら英語でのコミュニケーションが求められる研究者にとって、欠かせない能力だと痛感しました
もちろん、英語力が不足しているために多くの失敗も経験しました。自分の考えをうまく伝えられなかったり、相手の言うことを聞き取れずに悔しい思いをしたときは、事前に話す内容を整理したり、筆記をお願いしたりと、自分なりに対策を講じるようになりました。失敗があったからこそ、弱点を把握し、それを克服する手がかりを得られたのです。HOPEミーティングには、こうした失敗を温かく受け止め、次のステップにつなげる雰囲気があるため、安心して挑戦できると感じました。
このように、HOPEミーティングは英語力を磨きながら、失敗を通じて成長する具体的な方法を学べる貴重な場です。若い時期の失敗は必ず糧になるので、ぜひ勇気を出して飛び込んでみてください。(若手研究者・工学系)
自身の英語力に不安がある中で参加しましたが、伝えたい気持ちをしっかりと持って諦めずにはっきりと喋れば伝わるんだ!ということを学べました。英語が母語ではない人の方が多く、聞き返すことも多かったですが嫌な顔をする人は誰もいませんでした。講義やノーベル賞受賞者とのグループディスカッションなど内容が盛りだくさんで、日本国内でこんな経験ができることはなかなかないと思うので、ぜひ参加してみてほしいです。 (若手研究者・生物学系)
第16回HOPEミーティング

あなたの参加をお待ちしております!!!

異分野のトップ研究者とつながることのできるとても貴重なミーティングだと思いますので、ぜひ参加してください! (博士課程学生・化学系)
日本人だけでなく多くの参加者が最初は緊張していたので(特にノーベル賞受賞者に話しかける・質問する時)ある意味みんな同じ状況であることに親近感が湧いた。また同じ若手研究者というポジションの悩みを分野を超えて相談・共有できることはレアな体験である。ぜひ勇気を出して参加してみてほしい。 (博士課程学生・農学/環境学系)
確かに一週間という長さと、英語だけで行われるということは少しハードな面もありました。しかし、国際学会などと比べると参加者間での交流時間が長いので、とても楽しく、色んな国の友達がたくさんできます。また、それぞれの国から選抜された参加者が集まるので、多様な国から優秀な研究者と交流できて視野が広がり、とても良い刺激になります。そして何より、ノーベル賞受賞者の講演を聞くことができ、お話できるので、ノーベル賞受賞者たちが見てきた景色に少しだけ近づけると思います。ぜひあなたにもその景色を見てほしいです!!  同窓生としてあなたの参加をお待ちしております!!! (博士課程学生・化学系)
春の学会シーズンと被っている、ボスの推薦状が必要と障壁は多々ありますが、若手研究者は必ず参加するべきイベントです。今の研究をどうまとめるか、という短期的な視点ではなく、本質的な問題とそれに対するアプローチの方法を考える良い機会となりました。分野・年齢・国籍が異なる参加者間で議論することができ、新しい視点に気づくことができました。私がポストを取ることができたら、私の研究室のドクター・ポスドクには積極的に参加させます。(若手研究者・化学系)

会議の様子

第16回HOPEミーティング
第16回HOPEミーティング
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第16回HOPEミーティング
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