日本学術振興会

国際生物学賞の概要

趣旨

昭和天皇の御在位60年と長年にわたる生物学の御研究を記念するとともに、本賞の発展に寄与されている上皇陛下の長年にわたる魚類分類学(ハゼ類)の御研究を併せて記念し、生物学の奨励を図る。

名称

和文名  国際生物学賞
英文名  International Prize for Biology

委員会組織

構成

40名以内の委員で構成され、委員長は委員の互選によって選出される。
本委員会の下に審査委員会及び基金委員会を置く。

所在地

東京都千代田区麹町5-3-1 麹町ビジネスセンター
独立行政法人 日本学術振興会

設置

昭和60年4月25日

受賞者

生物学の研究において世界的に優れた業績を挙げ、世界の学術の進歩に大きな貢献をした研究者。原則として毎年1人とする。

授賞分野

授賞分野は、国際生物学賞委員会が毎年決定する。

選考

国際生物学賞委員会が毎年度選定する分野における研究者について、内外の関係学術機関・団体及び有識者からの推薦に基づき、国際生物学賞委員会の審査委員会が審査選考し、国際生物学賞委員会で決定する。

授賞式

授賞式は、毎年行う。受賞者には、国際生物学賞(賞状、賞牌及び賞金1,000万円)を授与する。また、授賞式にあわせて国際生物学賞記念シンポジウム及び受賞者講演会が開催される。

基金

本賞のため、寄付金による特別基金が独立行政法人日本学術振興会に設けられている。

贈呈品

受賞者には、第34回までは天皇陛下(当時)から賜品があり、第35回からは秋篠宮皇嗣殿下からお品が贈られる。