日本学術振興会

「課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業」は、文部科学省 科学技術・学術審議会 学術分科会の「リスク社会の克服と知的社会の成熟に向けた人文学及び社会科学の振興について(報告)」(平成24(2012)年7月)を踏まえて、①諸学の密接な連携によりブレイクスルーを生み出す共同研究、②社会的貢献に向けた共同研究、③国際共同研究を推進することにより、人文学・社会科学の振興に資することを目指して、平成25(2013)年から3つのプログラム(「領域開拓プログラム」、「実社会対応プログラム」、「グローバル展開プログラム」)を実施してきました。
 他方、平成30(2018)年12月に文部科学省 科学技術・学術審議会 学術分科会 人文学・社会科学振興の在り方に関するワーキンググループにおいて、「人文学・社会科学が先導する未来社会の共創に向けて(審議のまとめ)」がとりまとめられました。さらに、その報告を受けて、令和3(2021)年1月に文部科学省 科学技術・学術審議会 学術分科会 人文学・社会科学特別委員会において、「人文学・社会科学を軸とした学術知共創プロジェクト(審議のまとめ)」がとりまとめられました。
 それら上記の報告を踏まえて、令和3(2021)年度から新たに「学術知共創プログラム」を設け、未来社会が直面するであろう諸問題に係る有意義な応答を社会に提示することを目指す研究テーマを掲げ、人文学・社会科学に固有の本質的・根源的な問いを追究する研究を推進することで、その解決に資する研究成果の創出を目指します。
 

領域開拓プログラム

実社会対応プログラム

グローバル展開プログラム

学術知共創プログラム