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研究者インタビュー

杉村 美紀(すぎむら みき)
上智大学 総合人間科学部教育学科 教授
日本学術振興会 学術システム研究センター 社会科学専門調査班 主任研究員
略歴
1962年生まれ。博士(教育学)。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。上智大学総合人間科学部教育学科准教授(2007年)を経て現職。専門は比較教育学、国際教育学で、2023年より上智大学のユネスコチェア事業責任者を務めている。2025年4月より上智大学学長に就任予定。
1962年生まれ。博士(教育学)。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。上智大学総合人間科学部教育学科准教授(2007年)を経て現職。専門は比較教育学、国際教育学で、2023年より上智大学のユネスコチェア事業責任者を務めている。2025年4月より上智大学学長に就任予定。


日本学術振興会 学術システム研究センターの研究員として、日本の主要な研究助成事業である科学研究費助成事業や特別研究員事業等で、最新の学術研究の動向や現場の声を反映させ、研究者の視点に立った事業の実施となるよう、各事業の審査委員候補者の選考や審査会への出席、審査結果の分析・検証、公募や審査の制度設計に関するアドバイス等などを行っています。
このほか、日本学術振興会賞、育志賞の受賞候補者の予備選考も我々の業務の一つです。
このほか、日本学術振興会賞、育志賞の受賞候補者の予備選考も我々の業務の一つです。

学術システム研究センターの会議風景


学術システム研究センターは、人文、社会、自然科学の多領域の研究者が一堂に会し、学術研究の現状や今後の方向性について議論を重ねる場であると同時に、ピアレビューを軸とした研究支援事業に研究者自身が参画する場として、研究の現場と学術振興政策をつなぐ意義があると考えます。学問領域それ自体が時代や社会の変化の中で変容し、学際領域も従前に比べて重視されるようになるなか、学術研究の蓄積と多様性を尊重しながら新たな研究像を探究する役割を担っています。


研究の素晴らしさは、学術的興味関心を追究することに加え、同じ志をもつ研究者仲間と文化や国境の枠を超えた交流を通じ、知の創成というコミュニティを共有できる点にあると思います。人文、社会、自然科学のいずれにおいても、学術的研究成果を相互に学び合うとともに、研究が持つ意味や社会への貢献ということを共に構築していく楽しさがあります。研究成果の蓄積と足跡を残しながら、人と人を未来に向けてつなぐ夢のある仕事といえましょう。
※本記事に記載の所属・肩書きは、掲載時点(2025年3月)のものです。
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