日本学術振興会

令和7(2025)年度特別研究員-RPD研究交流会が開催されました

公開日:2025年9月18日
令和7(2025)年8月8日(金)に明治記念館にて、秋篠宮皇嗣妃殿下の御臨席を仰ぎ、「特別研究員-RPD研究交流会」が開催されました。また、来賓として増子宏文部科学事務次官にご出席いただきました。
特別研究員-RPD一人ひとりとお話される秋篠宮皇嗣妃殿下
特別研究員-RPD一人ひとりとお話される秋篠宮皇嗣妃殿下
日本学術振興会では、特別研究員制度の一環として、子育て支援や学術研究分野における男女共同参画の観点から、優れた若手研究者が、出産・育児による研究中断後に円滑に研究現場に復帰できるように支援するため、平成18年度から「特別研究員-RPD」を採用しています。

平成19(2007)年度より、採用者を対象に、研究活動における出産・育児の課題と今後の研究展望等についての意見交換とともに、先輩研究者による体験談も交え、他分野の特別研究員-RPDとの分野を越えた研究交流・情報交換の機会を提供することを目的として、研究交流会を開催しています。

18回目となる今回は、冒頭、杉野剛日本学術振興会理事長より開会の挨拶があり、秋篠宮皇嗣妃殿下にご臨席いただいたことに感謝の意を表するとともに、この研究交流会における意見交換をきっかけとして、出産前後の採用中断期間中に支援金を支給する制度が3年前からスタートしたこと、加えて特別研究員-RPD制度をより多くの方に活用していただけるよう、来年度採用分より再採用の資格の要件を大幅に緩和する等の制度の改善にも取り組んでいることに触れ、今後、参加者の方々が特別研究員として研究を重ね、我が国の学術研究の将来を牽引する中心となることを期待する旨発言しました。引き続き、来賓の増子宏文部科学事務次官からの挨拶、特別研究員-RPD採用経験者2名からの講演の後、特別研究員-RPD6名から研究発表が行われました。また、その後の懇談会では、秋篠宮皇嗣妃殿下が特別研究員-RPD一人ひとりとお話され、研究と出産・育児の両立に関する日頃の課題や工夫などについて活発な意見交換が行われました。
御臨場の秋篠宮皇嗣妃殿下
御臨場の秋篠宮皇嗣妃殿下
開会の挨拶をする杉野剛日本学術振興会理事長
開会の挨拶をする杉野剛日本学術振興会理事長
来賓のご挨拶をする増子宏文部科学事務次官
来賓のご挨拶をする増子宏文部科学事務次官
特別研究員-RPDによる研究発表の様子
特別研究員-RPDによる研究発表の様子
研究内容を熱心に語る特別研究員-RPD
研究内容を熱心に語る特別研究員-RPD
交流・情報交換を行う参加者
交流・情報交換を行う参加者
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