未来を先導する世界トップレベル大学院教育拠点創出事業
Future Leading and Advanced Graduate schools制度概要
「未来を先導する世界トップレベル大学院教育拠点創出事業」は、「徹底した国際拠点形成」と「徹底した産学連携教育」の実施を通じて、豊かな学識と国際性、高度な実践性を身につけた博士人材を育成する機能を高めるとともに、組織内の資源配分の見直し等により、世界トップレベルの大学院教育を行う拠点を形成することを目的とする事業です。
本プログラムは、以下の3つの観点を踏まえた『大学院改革ビジョン』を通じて、豊かな学識と国際性、高度な実践性を身に付けた博士人材を育成する取組を支援します。特に我が国をリードする大学院改革事業として、各大学院の特色・強みを生かした独自の構想づくりに期待しており、それぞれの自由で挑戦的な発想を生かした提案を求めています。
- 徹底した国際拠点形成(国際化)
- 徹底した産学連携教育
- 組織改革・推進体制等の基盤構築
※『大学院改革ビジョン』:10年後の大学院教育の将来像及びその実現に向けたプロセスや具体的な取組内容を示すもの。
上記を踏まえ、以下の2つの区分に示す取組を対象とします。
- 総合型:研究科等を越えて変革を目指す総合大学における全学的な取組
- 特色型:一定程度の規模の博士課程を備える大学で、強みや特色の伸長を目指す全学的な取組
- 総合型:4件程度
- 特色型:2件程度
※ただし、申請の状況等により予算の範囲内で調整を行うことがあります。
最大7年間
※ただし、国の財政事情等によりこれを必ず保証するものではなく、毎年度の評価等結果にもよります。
補助事業上限額
- 総合型:365,000千円(初年度・年間)
- 特色型:165,000千円(初年度・年間)
- プログラムの選定のための審査は、独立行政法人日本学術振興会に設置する「未来を先導する世界トップレベル大学院教育拠点創出事業委員会」において行います。
- 審査は、提出された申請書等に対する「書面審査」と、「面接審査」の二段階で行います。
- 委員会は、この審査を踏まえ決定される選定候補となったプログラムを文部科学省に推薦し、文部科学省はこの推薦を受け、選定するプログラムを決定します。