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卓越研究員事業

研究機関の声
Voices from research institutes

卓越研究員事業に参加することによって、優秀な若手研究者を採用できた研究機関の声をご紹介します。

1.卓越研究員(候補者)を採用して良かった点

  今までにない切り口と視点で研究を始めることができ、研究が大きく進展することに繋がりました。
  幅広い分野から多数の優秀な若手研究者の応募があり、ロールモデルとなる若手研究者が採用できました。

<企業等>

○  卓越研究員のレベルが高く、即戦力として分析や技術開発に活躍頂いています。特に革新的技術は事業機会増加や提案規模の向上に直結しますので、これを連続的にもたらしてくれる得難い存在として重宝しています。

○  テニュアトラックポストを目指す能力と実績のある若手研究者を若手研究責任者としてリクルートすることができて、新しい視点を導入した研究や国内外の共同研究の推進が加速され、当研究機関の研究活動の大きな推進力となっています。

○  弊社が強化しようとしていた分野でテーマ提案をされた卓越研究員候補者がいたので、卓越研究員事業を活用しました。従来なら技術導入などで多大なコストが必要なところを、専門家による審査プロセスを経た高度人財の採用により、速やかにプロジェクトを立ち上げることができたことは大きな利点でした。

<大学等>

○  既存の研究分野に縛られない広い範囲から非常に優秀な研究者に来てもらうことにより、今までにない切り口と視点を持った研究を始めることができました。これにより、卓越研究員が所属する研究センター・研究グループの研究が大きく進展することに繋がりました。

○  期待していたような、優秀な研究員を採用することができました。

○  卓越研究員候補者には若手の優秀な研究者が多いので、卓越研究員を採用することにより、優れた若手を採用することができました。更に採用後は、教育に関する負担を軽減することについての学内的な理解を得つつ、補助金も活用することができましたので、研究により専念できる環境を整えることができました。

○  日本学術振興会での審査を通した選考により選ばれた、優秀で積極的に研究活動を推進する若手研究者を公募により集めることができ、面接審査により採用することができました。その結果、本研究機関での研究活動や研究協力の活性化や業績の向上などの効果が得られました。

○  本学では卓越研究員を含む優秀な若手研究者を全学組織であるテニュアトラック推進室で採用し、PIとしての5年間の活発な研究活動を行っていただいたあと、審査を経て学部のテニュア職として着任できるテニュアトラック制を実施しています。このため、優秀な卓越研究員が、本学のテニュアトラック制を経験し学部に赴任することで、既存教員の研究教育活動の刺激となり、学部を活性化できると考えています。

○  卓越研究員として採択された若手研究者、及び卓越研究員事業への申請を予定される若手研究者は、自らの研究を切り拓いていこうとする意欲の高い方が多く、採用後もモチベーションを高く持って研究を推進されており、本学の研究力の強化に大きく寄与していただいています。
  また、その姿勢は、本学にいる他の研究者を刺激することにもつながっており、組織全体における研究の活性化の面でも非常にメリットが大きいと考えています。

○  何より非常に優秀で研究能力の高い研究者を採用できたことです。学内の関連分野の研究者との共同研究も生まれ、国際研究集会の開催や研究者招聘などによって最先端の研究に触れる機会が得られ、教室全体の研究活動にも強い刺激を与えました。

○  大学が独自に行う通常の教員公募と比べて、より広い範囲から応募があり、強化したい分野の優秀な研究者を採用することができました。また、卓越研究員を含む若手研究者間の連携に結び付き、共同研究や外部資金への共同応募が可能となりました。

○  卓越研究員候補者は総じて優秀で、研究力が高く、研究のアクティビティも高いです。外部資金、論文、国内外との人的交流、コネクションなど様々な観点から見て優れていて、大学全体の研究力の向上及び活性化に繋がっています。

○  卓越研究員それぞれが自身の研究で活躍していることに加え、具体的な事例として、
①卓越研究員(理学・物理化学分野)がコアとなり、主体的に他研究科(医学、工学、生活科学等)に所属する他分野の若手研究者と新たな研究グループを組み、異分野融合研究を促進するために実施している学内の競争的研究支援制度である「戦略的研究(重点)」へ応募して採択され、画期的な成果を上げるとともに、この共同研究をベースにして申請した科研費・基盤研究(A) の採択に繋がりました。
②数学分野で採用した2名の卓越研究員(30代前半)を含む同分野の若手教員が中心となり、文科省の「共同利用・共同研究拠点」に認定されている数学研究所をベースとした国際共同研究を精力的に展開しているなど、本学の若手研究者の活性化や共同研究の展開に大きく寄与していることなどがあげられます。そして何よりも、卓越研究員として採用された若手研究者の存在が、研究者を目指す学部生や大学院生に対するロールモデルとなっていることが大きいです。

○  卓越研究員(候補者)を採用することで、これまでに本学にない新しい計測手法が導入され、物質中の分子・原子のダイナミクスが観測できるようになりました。これにより、研究活動がさらに活発化されるとともに、国内外の研究機関との共同研究が大きく広がりました。

○  採用者による新学術領域(計画班代表)やAMED分野融合(かけはし)プロジェクトを通じ、質の高い研究が進展した。その成果として、高いIFの国際共著論文(PNAS, Nature Phys等)が生まれた。また、AI研究者との機械学習・プログラム作成など異分野融合研究や、企業との共同研究など多面的な活躍が得られました。

○  幅広い分野から多数の優秀な若手研究者の応募があり、アクティブかつ極めて優秀な若手研究者を採用することができました。また、将来のテニュアポスト獲得に向け、採用後も高いアクティビティを維持しており、研究機関の研究力の強化や研究活動の活性化に繋がっています。

○  卓越研究員事業の目的に合致して新たな研究領域に挑戦する自立心の高い若手研究者が多い印象です。そのため、組織の目指す大枠の研究開発方針等の助言を与えれば、それに沿って元々の研究計画に適切な修正を施して素早く研究活動をスタートできています。

2.卓越研究員に期待すること

  安定かつ自立した研究環境を生かし、長期的な視点で価値のある研究を行うことを期待します。
  卓越研究員には、研究グループを率いる研究者になるとともに、新たな研究領域の開拓にも期待します。

<企業等>

○  同じ課題でも様々な解決方法があり、中には技術的難易度から研究員以外が諦めていたものもあります。会社とよくコミュニケーションをすることで社会インパクトをより出せる創造力を発揮して頂くことを期待します。

○  所属研究部署の中で研究グループを率いて、研究環境と人的交流を生かして優れた成果の創出に向けて取り組む中で、研究者としても指導者としても成長することを期待します。それらを通して、独立したポジションの獲得を目指して欲しいです。

○  アカデミアでの研究経験を活かしてサイエンスに基づく開発を推進しテクノロジーとエンジニアリングを組み合わせて、社会に役立つモノ・コトを創生することを期待しています。当初の提案テーマだけに拘らず、柔軟かつ主体的に研究開発を推進し、社会貢献することを期待しています。

<大学等>

○  若手研究者として、研究機関の研究計画や制約にとらわれず自由な発想で研究を進め、優れた研究成果と新たな研究分野を創出してほしいです。また、これまでの国内外での幅広い研究活動の経験を活かして、研究機関に新しい風をもたらし、人的交流を活性化してほしいです。

○  即戦力として、研究室のプロジェクトを進めてくれる能力。

○  安定した雇用のもとで自立した研究活動を行うことができる環境を最大限生かして、長期的な視点で価値のある研究を推進することを期待します。そのことにより、大学が社会の中で担うべき役割を高いレベルで果たしていくことができると考えます。

○  卓越研究員には、研究機関の研究ミッションとともに、当人の裁量研究の推進や研究費の獲得などをエンカレッジしています。この裁量を十分に利用して、研究者としての更なる実力や独創性、独立性を育てていただきたいと思っています。

○  本学における若手研究者の代表的存在として外部資金獲得を含めた研究業績を上げてもらい、その研究成果を全学の教員にお知らせすることで、全学部教員の研究活動の活性化に役立つことを期待しています。特に本学で採用した卓越研究員は、皆さんが学部の壁を越えた研究領域の研究を行っており(特に医農連携や医工連携)、その研究成果は本学の学部間の研究交流を一層活性化させることに繋がるものと考えています。

○  卓越研究員として決定された方には、本学の若手研究者のトップランナーとして、論文や外部資金等の研究業績を積み重ねていただき、本学の研究力強化の大きな駆動力となられることを期待しています。

○  新しい研究分野を切り開くような独創的で優れた研究成果を上げてほしいです。そのためには、国内外の多くの研究者と交流して研究手法だけでなく研究の背景・発想を学び、また多くの実験を重ねて新事象を示唆するような事例の発見に取り組んでほしいです。

○  他の教職員と連携・切磋琢磨し、研究の活性化につながることを期待しています。さらに、本事業の支援で充実した研究活動を遂行した後、将来的には教育、研究、運営、社会貢献等において、幅広く活躍することを期待しています。

○  大学の若手教員全体の活性化に期待しており、研究に対する姿勢や先見性が他の若手教員の模範となるように期待しています。加えて、波及効果により大学全体の研究アクティビティの向上に期待しています。 将来、卓越研究員は該当分野の世界的なリーティング研究員となるように育てていきたく、大変期待しております。

○  優秀な若手研究者の存在が大学の研究力の源泉であり、卓越研究員が活躍することによって教員の高齢化がもたらす負のスパイラル(高齢化→研究力の低下→論文数、被引用論文数の低下→外部資金の獲得額減少→研究環境の悪化)を解消すること、また、卓越研究員の活躍がこれから研究者を目指す若い学生・大学院生の目標となり、大学院博士課程への進学促進につながること等を期待します。

○  当該研究員が得意とする計測手法を活かして、在籍している教員との連携・共同研究を推進することで、研究力強化にさらに貢献して頂きたいです。

○  引き続き国際共同研究を推進し、質の高い国際共著論文を増やすとともに、これまでETH(スイス連邦工科大学)や欧州を中心に関係を構築した大学連携の橋渡しについて、更なる拡大も期待します。また、所属大学においてもAIなど異分野融合の実績を生かし、さらなる学際領域創成にも期待します。

○  若手研究者としては十分なスタートアップ経費の支援もあり、長期的視点に立った自立的な研究を行うための研究環境が提供されています。自身の優れた研究をより発展させるとともに、異分野との交流を通じ、従来の研究領域にとらわれない新たな研究領域の開拓に挑戦することを期待します。

○  組織の目指す大枠の研究開発方針に沿って、独創的なアイデアで新たな研究領域を切り拓くことを期待しています。また、研究チームの運営を通して研究マネージメントを学び、将来、リーダーとして分野を先導する立場になっていただきたいです。

3.卓越研究員事業を活用することで得たメリット、補助金の活用例

  若手の優れた研究者と接する機会ができたことで、大学院生の研究活動にも良い刺激となりました。
  卓越研究員の着任前に研究環境整備費を利用できるため、受入準備として各種実験装置や消耗品を購入しました。
  若手研究者の応募が増加しました。
  補助金の研究費により、卓越研究員の独立した研究室の整備や共同研究環境を充実させることができ、補助金の研究環境整備費により、RAや事務スタッフの雇用など研究支援体制を整備できました。

<企業等>

○  本事業はテーマ選択含め柔軟性が高く、環境整備に大いに役立っています。補助金は機器購入に充て、毎年数多くIoTデバイスが世に出てくるなか、先端的なものを使うとどの程度の社会観測が出来るのかを積極的に評価できる魅力があります。

○  卓越研究員事業を積極的に活用して優れた若手研究者をリクルートしてきた実績が、海外からの本研究機関への応募の増加傾向に結びついている可能性があります。
  補助金は、卓越研究員が円滑に研究に着手できるような研究環境の整備、専門的技術導入のための研修会の開催及び参加に活用しました。

○  補助金は研究環境の整備に活用しております。新しい実験系を導入する際にかかる費用に対して補助を得られることは大きな利点です。

<大学等>

○  非常に能力の高い研究者を集めることができたことにより研究機関のビジビリティも高まり、研究機関の活性化に繋がりました。また、研究環境整備費により、ネットワーク環境など事業参加者の研究基盤を整えることができました。

○  卓越研究員は能力があると同時に、研究員の採用に伴い研究資金が支援されるので、研究員の研究に使うものはもちろん、共通で使う物品も購入することができ、その点は採用するメリットであると言えます。

○  対象となった卓越研究員は令和3年4月1日採用予定であったため、令和2年度は受入準備のための研究環境整備として、各種実験装置及び消耗品を購入しました。着任前に研究環境を整備するための予算を利用できた点は、この事業の特筆すべき点です。

○  卓越研究員の研究に遂行に関して十分な独立性を保った研究が可能であると考えます。具体的には、計算機インフラ整備など研究に必要な機器購入に活用しました。

○  卓越研究員が当該分野における先進的な研究者となってもらえる大きなメリットがあるものと考えています。卓越研究員としての研究費を本人の研究室の立ち上げに活用できたこと、そして研究環境整備費についても若手研究者のサポートに使えることは有意義であるものだと考えられます。

○  卓越研究員を採用した場合は、研究費及び研究環境整備費が補助金として措置されるため、採用直後から充実した環境の元で自身の研究に打ち込むことが可能となります。

○  研究機関内の研究活動が活性化しました。若手の優れた研究者と接する機会ができたことで、大学院生の研究活動にもよい刺激を与えました。研究環境整備費は研究活動に伴って発生する多くの事務処理を担当する人件費にも活用しました。研究費はコロナ禍のため旅費にはほとんど充てられませんでしたが、研究機器や図書の購入に活用しました。

○  新たな設備・機器の購入に補助金を活用することにより、共同研究環境の整備を充実させることができました。また、研究補助者の雇用に充てることで、研究チームをさらに増強することにもつながりました。

○  卓越研究員候補者を採用した場合は、研究環境整備費が最大5年間頂け、研究費が最大2年間頂けます。当該補助金は研究員になったばかりの若手教員にとって、研究環境を整えることや、今後独立した環境で自由な研究を継続するために大変重要な資金源となっています。

○  スタートアップのための研究費として2年間で1200万円の補助金の支援があることで研究設備等のまとまった投資を行うことができました。また、研究環境整備費を研究補佐や非常勤職員の雇用、若手研究者が利用できる旅費や消耗品に活用できました。

○  卓越研究員事業での補助金を用いて、卓越研究員が使用する研究室の整備を行い、また前所属から大型装置の移設を行いました。さらに、卓越研究員が利用する装置のメンテナンス費・修理費や周辺機器の整備などに補助金を充てました。このような研究室の整備や移設などの費用に他の制度の研究費を充てることは困難であるが、卓越研究員事業の補助金をうまく活用することで、自立した研究者の育成をスムーズに行うことができました。

○  補助金により採用者の独立した研究室を整備しました。ここでの研究活動は、所属大学において当該研究分野の国際拠点となる微生物サステイナビリティ研究センターの設立にも大きく貢献しました。また、大学内で他の研究拠点(AIセンター)との共同研究の推進により、異分野の若手同士の連携が生まれ、新たなプロジェクトに展開しており、分野を超えた若手育成に大きく貢献しました。

○  研究費の配分により、卓越研究員の早期の研究立ち上げに大きく寄与している。独立した環境で研究生活をスタートできたことは人材育成の観点からも大きなメリットです。
  また、研究環境整備費によるRAや事務スタッフ雇用により研究支援体制を整備することができ、一層の研究推進に繋がりました。

○  研究所の将来を担える優秀な人材を得ているという認識です。補助金のうち、研究費は採用時のスタートアップ資金として、研究の基盤となる実験装置の購入などに充てられています。また、研究環境整備費は、共通設備の整備や若手研究者が論文投稿する際の英文校閲費などに活用されています。

4.卓越研究員事業への参加を検討している研究機関へのメッセージ、及び本事業への参加や卓越研究員の受け入れに当たって工夫した点

  受入にあたり、卓越研究員の自由を尊重すること、また適度の業務を分担することで教室員としての連帯感を作ることに配慮しました。
  通常の採用活動に加えて本事業を活用することで、多種多様な若手研究者からの応募が期待できます。
  若手研究者の採用活動に役立ちます。
  卓越研究員候補者は、早期にPIとして独立しようとする能力・業績を有した優秀な若手研究者が多いことや、補助金による支援を受けられることから、優れた若手研究者の育成を目指す多くの研究機関の参加(ポスト提示)を推奨します。

<企業等>

○  当社では潤沢かつ高品質なデータやクラウドサーバを整備し国内で最も充実した研究環境の1つとなれるよう務めています。良い環境が良い研究を生み、良い研究が良い事業を育むと考えています。研究機関が中長期での競争力を創出するドライバーですし、開発サイクルを短縮すると比較的即時的効果もあるとも実感しておりますので、当社は来年度も研究員受け入れ先として手を挙げたいと考えております。

○  国内外で実力と実績をつけた若手研究者をリクルートすることは、本人のステップアップのみならず、研究機関にも有形無形の波及効果が期待されるので、本事業を活用することのメリットは大きいです。

○  (特に、弊社のような民間企業に向けて)研究成果を事業にして社会実装を志向する若手研究者も増えてきているように感じます。卓越研究員が主体的に研究活動を行える環境を提供することにより、新たな事業の芽が出ることが期待されます。

<大学等>

○  卓越研究員は独自に研究を展開する力を持ち、研究機関にとって新しい研究分野を切り開くことができる成熟した研究者です。また、卓越研究員の採用に伴い、研究費(卓越研究員の研究費及び研究環境整備費)が支援されるので、受入研究機関としても大きなメリットがあります。

○  マッチングがうまくいく研究員が採用できるのであれば、大変有効な事業であると考えられます。採用したい条件を明確にして公募して、能力の高い若い研究員を雇用することができて大変満足しています。

○  本学は通常の教員公募と同時並行で卓越研究員事業を活用しました。結果として、優秀な卓越研究員の方を採用することができました。他機関においても通常の採用活動に加えて、本事業を活用することで多種多様な若手研究者からの応募が期待できると考えます。

○  新規の研究機関や学部の立ち上げなど、事前のレピュテーションがない公募の場合、優秀な若手研究員の応募を集めるのに困難が生じると思われます。このような状況において、優秀な研究員の注目を集めて、公募や採用を円滑に進めるのに役立ったと考えます。

○  優秀な若手研究者を採用できることや、赴任した直後のスタートアップ研究費が支給されることは大きなメリットであると考えます。本学では全学的なテニュアトラック制を実施していますので、いろいろな分野の優秀な若手研究者と大学間を繋ぐこの事業に参加することで、本学が求める人材(卓越研究員)を採用することができました。

○  優れた若手研究者を採用できる素晴らしい制度です。大きな大学は独自に優れた人材を採用できる機会が多いので、中規模程度の大学で活用することが国全体の研究ポテンシャル向上にきわめて有効と考えます。受け入れに当たっては、卓越研究員の研究の自由を尊重することと、適度の業務を分担してもらい教室員としての連帯感を作り上げることに配慮しました。

○  卓越研究員事業は、通常の教員公募と比べて、講義への従事等の制約が少なく、また研究費の支援もあるため、より広範囲から多数の応募が期待できます。また、文部科学省と大学での二段階の審査を経て採用となるため、まさに卓越した人材を採用することができます。

○  大学の根幹となるのは優秀な教職員です。卓越研究員事業は各方面から見て極めて優秀な若手研究者を候補者として認定しており、優秀な人材を集める面や人材のスクリーニングの面で非常に良い役割をしています。
  また、卓越研究員は一定額の研究費が頂けるので、資金面で若手教員の研究スタートダッシュの一助になっています。

○  文部科学省の審査により選考された卓越研究員候補者の中から選抜しますので、研究力のある若手研究者を採用することができます。また、卓越研究員事業では、研究機関が独自に行う人事公募と卓越研究員募集(人事枠提示)を併用することが可能なため、万一、卓越研究員候補者とのマッチングが成立しない、または選考された候補者の中に研究機関が求める人材が見つからない場合であっても、独自の公募への応募者の中から適切な人材を採用することが許容されているため、通常の公募に比べより優れた人材を採用できる選択肢が広がることになります。

○  自立して研究を推進できる環境を提供することは、意欲ある若手研究者のキャリアパスとして有効であり、卓越研究員を採用する研究機関にも相乗効果をもたらす事業と考えます。

○  卓越研究員事業を通じて、新たに優れた若手研究者の研究活動環境を整備することで、新たなプロジェクト創出や国際共同研究、企業等との共同研究を強力に推進することができました。
  また、分野を超えた若手研究者の新しい融合研究創発にも繋がる可能性が示されました。優れた若手研究者の育成を目指す多くの機関の参加を強く推奨します。

○  提示ポストへの応募者は、早期にPIとして独立しようとする能力、業績を有した優秀な若手研究者が多く、こういった若手研究者を中長期的なスパンで確保可能であることから、テニュアトラック制度等により若手研究者の雇用を計画している場合には、積極的なポスト提示を勧めます。

○  採用計画策定時の想定からは、やや外れる分野の卓越研究員候補者が当事者間交渉を希望する場合がある。そうであっても、もし採用人数に余裕があれば、多様で能力の高い若手研究者を採用できる機会を増すことができる良い制度なので、是非活用することをお薦めします。