日本学術振興会

第6回JSPS研究倫理セミナー「研究者倫理教育にグループワークを導入する」(令和5年12月1日(金))を開催しました。

セミナー概要

 令和5年12月1日(金)、独立行政法人日本学術振興会(JSPS)は第6回JSPS研究倫理セミナー「研究者倫理教育にグループワークを導入する」を開催しました。 
 今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、Zoomを使用したオンラインセミナーとして実施しました。
 受講者には、関西大学化学生命工学部片倉啓雄教授及び、大阪大学全学教育推進機構中村征樹教授による講義動画を事前に視聴したうえで、当日のグループワークに参加していただきました。
 当日は、参加者同士の交流を深める「アイスブレイク」を行ったあと、片倉教授のグループワーク(1)、中村教授のグループワーク(2)の2回に分けてグループワークを実施しました。
 いずれのグループワークにおいても議論の後に各グループから発表を行い、それを踏まえた質疑応答もなされる等、大変有意義なグループワークとなりました。
 研究者や研究機関事務担当者の方々など65名の参加を得て、盛会のうちに終了いたしました。

事前講義資料

■ 講演1「志向倫理と高等教育機関の役割」
 片倉啓雄(関西大学化学生命工学部教授)
■ 講演2「研究倫理教育の実施方法とグループワーク導入の意義」
 中村征樹(大阪大学全学教育推進機構教授)
■ 講演3「志向倫理的素養を涵養するためのグループ討論の実践法」
 片倉啓雄(関西大学化学生命工学部教授)

参加者の声 ※アンケートより抜粋

・研究倫理教育を推進する方のうち特に初心者の方向けのセミナーとして、丁寧に教えてくださる内容だと思いました。
・例年研究倫理について説明会を開催しておりますが、もっと主体的に学んでもらう方法はないかと悩んでいました。今回のセミナー内容から学ぶことが多く、これなら本学にも取り入れることができるかもと思う案もいくつかありました。
・実際にグループワークを体験することで、研究倫理教育にグループワークを活用するメリットを体感することができました。
 研究倫理教育の普及や高度化に関する取組として、以下のとおり研究倫理セミナーを開催いたします。
 昨年度に引き続き、JSPSでサービスを提供している研究倫理eラーニングコースeL CoREを更に有効に活用していただくため、反転学習としてグループワークを導入する際のポイント解説及びグループワークに適した事例の作成方法を解説するとともに模擬グループワークを体験していただきます。
【フライヤー】
   
第6回JSPS研究倫理セミナーフライヤー(PDF/4.45MB)からダウンロードしてください。

【日時】
 
  令和5年12月1日(金) 13:30~17:30(予定)

【開催方法】
   
Zoomを使用したオンラインセミナー

【定員】
  
 100名程度
   ※定員になり次第、受付を締め切ります。
   ※セミナーの趣旨を踏まえて、事務局にて参加人数を調整させていただくことがあります。
    参加可否はお申し込みいただいた方に別途お知らせいたします。
   ※2022(R4)年度に開催した第5回JSPS研究倫理セミナーと同様の内容で実施します。

【参加費】
   
無料

【対象者】
   
eL CoREを履修済みの方で、所属機関の研究倫理教育責任者等、研究倫理教育をご担当 されている方


【参加申込】
  
 第6回JSPS研究倫理セミナー 申込み受付フォーム(Googleフォームのページに移動します)からお申し込み下さい。
   ※定員に達したため、申込みを締め切りました

【お問い合わせ】
   
独立行政法人日本学術振興会 監査・研究公正室 研究公正係
   fuseiboushi*jsps.go.jp (*を@に変換してください)
   主催:独立行政法人日本学術振興会(JSPS)