日本学術振興会

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研究公正~Research Integrity~

〇科学研究費助成事業に係る不正使用について

 本会は、滋賀県立大学からの研究資金の不正使用に関する調査報告書の提出を受け、「研究活動の不正行為及び研究資金の不正使用等への対応に関する規程」(平成18年12月6日規程第19号)に基づき、以下の措置を講ずることとしました。

  1. 措置の対象者
    野間 直彦(滋賀県立大学・環境科学研究院・准教授)
  2. 不正使用が行われた事業
    研究種目:基盤研究(B)
    研究課題名:焼畑の在来知を活かした日本の食・森・地域の再生:地域特性に応じた生業モデルの構築
    交付額:平成28年度年度~令和2年度 15,600千円

    研究種目:基盤研究(B)
    研究課題名:焼畑の技術と知恵を活かした日本の森づくりに資する実践的地域研究
    交付額:平成23年度~平成27年度 17,810千円

    研究種目:基盤研究(C)
    研究課題名:東アジアの「水」を巡る「伝統の森」の文化の資料化
    交付額:平成26年度~平成28年度 5,070千円
  3. 不正使用の内容
    調査機関による調査の結果、カラ雇用を行ったと認定された。
  4. 措置の内容
    ○研究費の返還命令
    不正使用が認められた研究費の支出について、その返還を求める。

    ○研究資金を交付しない期間について
    令和5年度からの4年間、本会の研究資金を交付しないこととする。