１．措置の対象者
伊澤　栄一（慶應義塾大学文学部・教授）

２．不正使用が行われた事業
研究種目：新学術領域研究(研究領域提案型)
研究課題名：共感性の系統発生
交付額：平成25年度～平成29年度　119,470千円

研究種目：基盤研究(C)
研究課題名：一夫一妻鳥類をモデルとした利他性の進化起源に関する比較認知研究
交付額：平成25年度～平成27年度　4,940千円

研究種目：挑戦的萌芽研究
研究課題名：鳥の道具使用における視覚機能の解明に向けた眼球運動の非侵襲計測法の開発
交付額：平成28年度～平成29年度　3,120千円

研究種目：基盤研究(S)
研究課題名：集合行動の認知神経生態学的基盤の解明
交付額：平成28年度～令和2年度　182,650千円

研究種目：基盤研究(B)
研究課題名：情動をうみだす脳と身体の協働システムの比較認知神経科学研究
交付額：平成29年度～平成31年度　16,640千円

３．不正使用の内容
調査機関による調査の結果、架空請求（カラ給与）・還流行為があったことが認定された。
　　
４．措置の内容
○研究費の返還命令
不正使用が認められた研究費の支出について、その返還を求める。

○研究資金を交付しない期間について
令和7年度から令和11年度の5年間、本会の研究資金を交付しないこととする。