日本学術振興会

科学研究費助成事業に係る不正使用について

本会は、独立行政法人国立高等専門学校機構からの研究資金の不正使用に関する調査報告書の提出を受け、「研究活動の不正行為及び研究資金の不正使用等への対応に関する規程」(平成18年12月6日規程第19号)に基づき、以下の措置を講ずることとしました。
1.措置の対象者
坪倉 佑太(松江工業高等専門学校・環境・建設工学科・助教)

2.不正使用が行われた事業
研究種目:研究活動スタート支援
研究課題名:マルチスケールの気流解析に基づく構造物への塩分付着量推定手法の構築
交付額:令和4年度~令和5年度 2,200千円

研究種目:若手研究
研究課題名:地球温暖化を考慮した気象モデルによる飛来海塩粒子量の将来予測
交付額:令和5年度~令和7年度 3,500千円

3.不正使用の内容
調査機関による調査の結果、科研費の目的外使用、謝金関係書類の虚偽作成による不正使用が認定された。
  
4.措置の内容
○研究費の返還命令
不正使用が認められた研究費の支出について、その返還を求める。

○研究資金を交付しない期間について
令和7年度から令和9年度の3年間、本会の研究資金を交付しないこととする。

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