１．措置の対象者
　　神谷　厚範（岡山大学学術研究院・医歯薬学域・教授）

２．不正行為が行われた事業
　　研究種目：基盤研究（B）
　　研究課題名：人工知能による自動薬物循環管理とシステム自律神経制御の開発・統合拡張と実用化
　　交付額：平成29年度～令和元年度　17,030千円

　　研究種目：挑戦的萌芽研究
　　研究課題名：神経マイクロマシンと遺伝学的多次元蛍光イメージングによる自律神経細胞動態の解明
　　交付額：平成26年度～平成27年度　3,640千円

３．不正行為の内容
　　調査機関による調査の結果、論文1編において捏造・改ざんを行ったと認定された。

４．措置の内容 
　　○研究費の返還命令
　　不正行為と直接的に因果関係が認められた研究費の支出がないため、返還は求めない。

　　○研究資金を交付しない期間について
　　令和5年度から令和11年度の7年間、本会の研究資金を交付しないこととする。