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独立行政法人 日本学術振興会
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科学研究費助成事業

科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金/科学研究費補助金)は、人文・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする「競争的研究資金」であり、ピア・レビューによる審査を経て、独創的・先駆的な研究に対する助成を行うものです。

最近の研究成果トピックス

(「科研費NEWS 2016 vol.4」より)

教授 田島 公
人文・社会系

「禁裏文庫の調査・公開・研究の画期的な進展と、公卿学の系譜の再検討」 東京大学 史料編纂所 古代史料部 教授 田島 公
京都御所の東北隅にある東山御文庫は、皇室の文庫で禁裏文庫とも呼ばれ、日本古典研究には欠かせない平安初期から幕末までの宸翰や近世前期の書写本・原本を中心にした古典籍・古文書等の御物約6万点が収蔵されています。しかし、勅封のため宮内庁侍従職が管理をし、秋の曝凉期間に宮内庁書陵部が撮影したマイクロフィルム等が書陵部図書寮文庫閲覧室で公開される他は、…

 
研究科長/教授 齋藤 政彦
理工系

「接続のモジュライ空間とパンルヴェ型方程式」 神戸大学 大学院理学研究科 研究科長/教授 齋藤 政彦
複素領域の代数的非線形常微分方程式の良さを判定する「パンルヴェ性」は、「その解の初期値に依存する動く特異点が極のみ」であるということです。このパンルヴェ性の観点から、1900年頃に ポール・パンルヴェが6種類の代数的非線形微分方程式(パンルヴェ方程式)のリストを与えました。1970年以降、統計力学の2次元イジング模型やランダム行列理論などで再び…

 
教授 門松 健治
生物系

「脳神経系における糖鎖の作動原理の解明」 名古屋大学 大学院医学系研究科 教授 門松 健治
糖鎖は核酸(DNA、RNA)、タンパク質に並ぶ第三の生命鎖として、さまざまな生命活動に関与します。しかしその機能と構造の多様性ゆえに、糖鎖の作用機序の解明は難しいものでした。この問題を克服する重要な手がかりとして、私たちは、糖鎖の中に神経機能を制御する特定配列(機能ドメイン)が内包されていることを見いだしました。一方、糖鎖がシナプス可塑性や…

 
教授 香川 知晶
人文・社会系

「モンスター概念の生命倫理学的研究とその後の展開」山梨大学 大学院総合研究部 教授 香川 知晶
生命倫理学は、フランケンシュタイン博士が死体から体の部分を集めて作り出したモンスターの話に淵源があるという説があるくらいで、そこでの議論にはしばしば「モンスター」という語が登場します。たとえば、米国での末期患者の治療停止論には、医療の進歩は出生の場面とまったく同じ「モンスター(奇形)」をもたらしているのだといった議論がみられます。…

 
准教授 山田 豊和
理工系

「スピン偏極走査トンネル顕微鏡による原子・分子・ナノ磁性体の磁気構造解明」 千葉大学 大学院融合科学研究科 准教授 山田 豊和
IoT( Internet of things)に代表される情報社会を支えているのは微小な磁石です。情報は、磁石のNS極を利用して「1」と「0」の2進法で保存されます。手のひらサイズの情報端末に、より多くの情報を詰め込むためには、1個の磁石とその磁石の向きを読み取る素子をいかに極限まで小さくできるかが重要です。そこで、私たちは、スピン偏極走査トンネル顕微鏡(STM)という、…

 
首席研究員 深津 武馬
生物系

「野外昆虫集団における環境細菌から共生細菌への進化過程の解明」 産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門 首席研究員 深津 武馬
多くの動物の消化管には、さまざまな細菌、真菌、原生生物などの腸内微生物叢がみられ、重要な機能を担っています。シロアリやカメムシなど腸内に共生する微生物なしで生存できない生物も珍しくありません。近年はヒトでも腸内細菌叢が健康に関わるという知見が得られ、腸内微生物の多様性や機能、起源の研究は大きな注目を集めています。…


 
教授 永田 雅子
人文・社会系

「赤ちゃんと家族の関係をいかに支援していくのか? 」 名古屋大学 心の発達支援研究実践センター こころの育ちと家族分野 教授 永田 雅子
親子関係は、赤ちゃんがおなかの中に宿ってから始まります。心理的な交流を重ねて“わが子” という意識をはぐくみ、出産という体験によって、現実の赤ちゃんと出会い、相互の交流の中で親子関係が育っていきます。 これまで妊娠中や出産後の母親のメンタルへルスが注目され、産後うつ病の発症率が高いこと、虐待予防のためには母親のメンタルヘルスへの介入が必要なことが…

 
特任教授 吉川 信一
理工系

「機能性に優れた窒化物および酸窒化物の開発」 北海道大学 大学院工学研究院 特任教授 吉川 信一
わが国が世界をリードする誘電体や磁性体などの電子セラミックスは、携帯電話、パソコン、自動車などで無数に利用されています。これらの材料としてこれまでは金属酸化物が用いられ、様々な高機能化が図られてきました。しかし、例えば誘電体の容量は、酸化物材料の厚みをマイクロメートル程度まで薄くして積み重ねた積層コンデンサーにより、極限まで高容量化されました。…

 
准教授 松田 怜
生物系

「一過性遺伝子発現法を用いた植物利用型有用タンパク質生産における環境調節」 東京大学 大学院農学生命科学研究科 准教授 松田 怜
現在、ワクチンや抗体医薬品などとして用いられる医療用の有用タンパク質の多くは、ウイルスを接種した孵化鶏卵や、微生物・昆虫・哺乳動物由来の細胞の培養によって生産されています。ところで近年では、植物体内で有用タンパク質を生産する方法が注目されています。その中でも、一過性遺伝子発現法は、短期間で大量の有用タンパク質を比較的安価に生産できる方法として…

 
准教授 柳谷 隆彦
理工系

「世界最高の横波エネルギー変換効率を持つ圧電性薄膜」 早稲田大学 理工学術院 准教授 柳谷 隆彦
圧電効果を持つ材料に交流電界を印加すると、電気エネルギーは機械エネルギーに変換され、音波が発生します。ここで、電界の周波数が材料の形状で決まる固有振動数と一致すると音波が共振します。この共振状態の圧電体に微小な質量が付着すると、共振周波数が変化するため、高感度な質量センサを実現することができます。…

 
特任教授 二ノ宮 裕三
生物系

「脂質・糖の高嗜好性味シグナルの受容、調節および伝達のメカニズムの探求 」 九州大学 味覚・嗅覚センサ研究開発センター 特任教授 二ノ宮 裕三
食べ物の高脂肪・高甘味化は、急激な肥満者の増加の要因になっています。私たちは、脂ののった魚にひと味違う美味しさを感じ、食後のケーキを口にして癒されるとき、脂質と糖やうま味成分との絶妙な味のハーモニーを実感します。しかし、驚くべきことに、脂質の味が脳に伝えられているかどうかも含め、脂質や糖などカロリー源を受容する味のしくみはまだよくわかっていません。…

 
教授 益田(中屋) 晴恵
理工系

「地殻・水圏におけるヒ素の循環と天然由来のヒ素汚染地下水形成」 大阪市立大学 大学院理学研究科 教授 益田(中屋) 晴恵
1990年代半ば頃から、世界各地でヒ素を含む地下水による健康被害が報告され始め、潜在的な被害者も含めると数千万人規模の患者が発生する前代未聞の地下水汚染になりました。中でも、世界で最初にヒ素汚染地下水の被害者が報告されたインド西ベンガル州と隣接するバングラデシュは汚染が深刻です。汚染は、地質学的に新しい時代の堆積物中に閉じ込められていたヒ素が、…

 
教授 西田 基宏
生物系

「心筋可塑性の制御機構解明を目指して」 自然科学研究機構 岡崎統合バイオサイエンスセンター(生理学研究所) 教授 西田 基宏
心臓は全身に酸素(血液)を供給する筋肉ポンプです。脳や末梢組織が必要とする血液量を常に維持するため、高血圧や大動脈狭窄などの血行力学的負荷がかかっても、心臓は圧負荷に打ち勝つべく自身を大きく(肥大)し、ポンプ機能を維持しようとします。しかし、圧負荷が長く続くと、負荷が軽減されても代償的な心臓の形態構造変化(リモデリング)は解消されず、やがて心筋の…

 
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NEWS

2017年5月23日
平成28年度研究成果公開促進費(国際情報発信強化)の中間評価結果について
2017年5月10日
[文部科学省]「科研費改革説明会」を平成29年6月8日(木)、15日(木)に開催します<文部科学省のHPへのリンク>
2017年5月1日
「私と科研費No.99(平成29年5月)」を掲載しました。
2017年4月28日
平成28年度科学研究費助成事業に係る繰越しの承認について
2017年4月28日
平成29年度科学研究費補助金「調整金」を利用した次年度使用の申請について
2017年4月26日
平成29年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(特別研究員奨励費)第1回の交付内定について
2017年4月25日
平成29年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(特別推進研究)の交付内定について
2017年4月21日
科研費NEWS2016Vol.4を掲載しました
2017年4月21日
科学研究費助成事業の審査結果の開示について
2017年4月3日
「私と科研費No.98(平成29年4月)」を掲載しました。
2017年4月1日
平成29年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(特別推進研究、新学術領域研究、基盤研究、若手研究、研究活動スタート支援)の交付内定について
2017年4月1日
平成29年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)(基盤研究(C)、若手研究(B))の交付内定について
2017年4月1日
平成29年度科学研究費助成事業(基盤研究(B)及び若手研究(A))(平成24年度から平成26年度採択の研究課題)の交付内定について
2017年4月1日
国庫債務負担行為に基づく科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(特別推進研究(平成27年度以前に採択された研究課題))に係る平成29年度支払請求書等の提出について
2017年4月1日
平成29年科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(研究成果公開促進費)の交付内定について
2017年4月1日
平成29年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(奨励研究)の交付内定について
2017年4月1日
科学研究費助成事業(基盤研究、若手研究等)の実績報告書・実施状況報告書の提出について
2017年4月1日
科学研究費助成事業(基盤研究、若手研究等)の研究成果報告書の提出について
2017年4月1日
審査委員候補者データベースのご確認について
2017年3月31日
科学研究費補助金に係る研究活動の不正行為について
2017年3月23日
科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)使用ルール等 -2016年度版(平成29年3月版)-を作成しました。
2017年3月23日
平成28年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)(国際共同研究加速基金(帰国発展研究))の条件付交付内定について
2017年3月21日
審査委員候補者データベースのご確認について
2017年3月1日
平成29年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(研究活動スタート支援)の公募について
2017年3月1日
審査委員名簿の更新について
2017年3月1日
「私と科研費No.97(平成29年3月)」を掲載しました。
2017年2月6日
国庫債務負担行為に基づく科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(特別推進研究(平成27年度以前に採択された研究課題))に係る平成28年度実績報告書の作成について
2017年2月1日
審査委員候補者データベースのご確認について
2017年2月1日
平成28年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(奨励研究)実績報告書の作成について
2017年2月1日
科学研究費助成事業(基金分、一部基金分)継続課題に係る支払請求書の提出等について
2017年2月1日
「私と科研費No.96(平成29年2月)」を掲載しました。

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