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独立行政法人 日本学術振興会
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科学研究費助成事業

科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金/科学研究費補助金)は、人文・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする「競争的研究資金」であり、ピア・レビューによる審査を経て、独創的・先駆的な研究に対する助成を行うものです。

最近の研究成果トピックス

(「科研費NEWS 2016 vol.2」より)

教授 澤田 和彦
人文・社会系

「日露交流史上の新事実を発掘」 埼玉大学 大学院人文社会科学研究科 教授 澤田 和彦
日本とロシアの関係は、1907〜1916年の4回にわたる日露協約の時期を除いて、決して順調ではありませんでした。私は江戸期から昭和期までの日露交流の歴史を、イデオロギーや国際政治、国際関係論の視点から捉えるのではなく、日本、ロシアおよび第三国の関係資料を渉猟することによって新しい事実をできる限り多く掘り起こし、〈草の根レベル〉で検討したいと考えました。…

 
教授/センター長 松本 淳
理工系

「モンスーンアジアの気候変動を探る」 首都大学東京 都市環境学部 教授/気候学国際研究センター長 松本 淳
地球温暖化をはじめとする気候変動の問題が、社会的にも大きな関心を持たれています。私たちが住むモンスーンアジア地域では、雨季の開始や終了、雨季の降水量や降雨強度の変化が、農業や洪水災害などの観点から重要で、これらの研究には長期の気候データが必要です。しかし、発展途上国が多い東南アジアの国々では、気候データは公開されておらず、…

 
グループ長 海部 陽介
生物系

「大陸と島で大きく異なっていたアジアの人類進化史」 国立科学博物館 人類研究部 人類史研究グループ長 海部 陽介
ダーウィン以降150年にわたる研究により、猿人から原人、旧人、新人(ホモ・サピエンス)へ至る人類進化の大筋が解明されつつあります。一方で、近年、アジア大陸の辺縁部では、それとは全く異なる歴史が刻まれていたことが明らかになり、大きな注目を集めています。そこで私は、氷期の海水準変動の中で大陸と接続・分断を繰り返したインドネシア西部と台湾、そして…

 
准教授 大河原 知樹
人文・社会系

「現代イスラーム法研究の新しい挑戦~中東債権法の国際比較分析」 東北大学 大学院国際文化研究科 准教授 大河原 知樹
近年、イスラーム金融が世界的にも注目を集め、日本の金融業界や法曹界にとって、中東や東南アジア諸国の法知識の理解が喫緊の課題となりつつあります。ただ、その前提となるべきイスラーム法の研究は、日本はもとより世界的にも遅れています。イスラーム法研究者の少なさが原因のひとつではありますが、実は、現代イスラーム法研究の方法論そのものにも問題があります。…

 
教授 米田 仁紀
理工系

「ホロー原子固体によるX線制御素子の実現」 電気通信大学 レーザー新世代研究センター 教授 米田 仁紀
2009年に米国でX線自由電子レーザー(以下、XFEL)が発振し、その新しい光を使った新しい物質状態の研究が始まりました。私たちは、XFELによって内殻電子が選択的に励起された固体を使って新しいX線能動光学ができると考え、極端紫外自由電子レーザーを使った実験や詳細物理モデルの構築などの準備を行ってきました。2011年に、日本でXFEL-SACLAが発振すると同時に、…

 
助教 星野 由美
生物系

「減数分裂の制御機構解明と動物生産への応用」 広島大学 大学院生物圏科学研究科 助教 星野 由美
哺乳動物の卵子は、卵巣内で形成され、減数分裂を行いながら受精可能なステージ(第二減数分裂中期)まで成熟し、排卵されます(図1)。しかしながら、近年、加齢などの要因から成熟の途中で減数分裂が停止し、受精に至らない事例が数多く報告されています。しかし、実際に若齢マウスから採取した卵子を体外で培養すると、ノンストップで第二減数分裂中期まで進行するため、…


 
教授 池野 範男
人文・社会系

「シティズンシップ教育の研究」 広島大学 大学院教育学研究科 教授 池野 範男
シティズンシップという言葉は「市民権」、「市民性」などと訳されて使用されていますが、なじみがあるとはいえません。社会で個々人が必要としている資質のことです。一人ひとりが協力したり、みんなで一緒になって進めたりする必要があるでしょうが、十分とはいえません。特に若者には課題があります。若者は社会との結びつきよりも、自らの考えを優先させがちです。…

 
教授 長谷川 靖哉
理工系

「光機能を示す希土類ナノ物質の開発」 北海道大学 大学院工学研究院 教授 長谷川 靖哉
21世紀における光科学および光技術の発展は目覚ましいものがあります。現代の光科学技術をさらに発展させるためには、光の持つ特性を自在に操る光機能物質の学術研究が鍵と考えられます。21世紀の社会を切り開く新しい光機能物質の研究を行うため、私はこれまで希土類元素に注目してきました。…

 
教授 金子 豊二
生物系

「魚類におけるセシウムの動態」 東京大学 大学院農学生命科学研究科 教授 金子 豊二
東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故により、多量の放射性物質が環境中に放出されました。放射性物質による汚染は陸域ばかりでなく、河川・湖沼や海洋といった水圏にも及び、そこに生息する水生動物に甚大な影響を及ぼしました。中でも放射性セシウムによる水生動物の汚染は、周辺の水産業に大きな打撃を与えました。…

 
教授 田中 勝久
理工系

「多機能性を示す新しい酸化物磁性体の合成と物性」 京都大学 大学院工学研究科 教授 田中 勝久
酸化物磁性体は私たちの日常生活に不可欠な物質であり、永久磁石、磁気記録、高周波コイル、光アイソレーターなど、様々な材料やデバイスとして使われています。近年は磁気的な特性のみならず電気伝導、誘電性、光物性など異なる特性を持ち合せた酸化物磁性体の探索が盛んです。たとえば、スピンの状態を制御した電子や正孔を利用する省電力のトランジスター、…

 
准教授 川口 綾乃
生物系

「細胞周期と発生過程の「時の流れ」の関係を解明」 名古屋大学 大学院医学系研究科 准教授 川口 綾乃
哺乳類の大脳が発生する過程では、神経前駆細胞とよばれる未分化な細胞が分裂を繰り返し、発生時期に応じた種々のニューロンが生じます。この神経前駆細胞は、発生の時期が進むにつれて、ふるまいを変化させます。まず、自分自身を増やす増殖性の分裂から、ニューロンなどの分化細胞を生み出す分裂を行うように変化し、生じるニューロンは、発生初期には下層ニューロン、…

 
教授 福山 淳
理工系

「トロイダルプラズマの運動論的統合シミュレーション」 京都大学 大学院工学研究科 教授 福山 淳
太陽のエネルギー源である核融合反応を地球上で実現し、持続的なエネルギー源にするための研究が進められています。核融合反応は、無尽蔵に近い燃料資源が存在し、環境の大きな負荷になる有害物質を発生しないという特徴がありますが、エネルギー源にするためには、高温の電離気体(プラズマ)を閉じ込め、1億℃まで加熱することが必要です。…

 
准教授 舩山 学
生物系

「新規パーキンソン病の原因遺伝子の発見」 順天堂大学 大学院医学研究科 老人性疾患病態・治療研究センター 准教授 舩山 学
パーキンソン病は50~60代に発症することの多い、手足のふるえや動きづらさなどの症状が進行する原因不明の神経難病です。患者は全国に16万人以上いますが、いまのところ根本治療法はありません。患者の10人に1人は親から子へ病気が遺伝する遺伝性パーキンソン病です。また、遺伝歴がなく突発的に発病する孤発型と遺伝型のパーキンソン病には共通点があり、…

 
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NEWS

2016年12月8日
平成28年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(特別研究員奨励費)第4回の交付決定について
2016年12月2日
平成28年度科学研究費助成事業(補助金分・一部基金分)の繰越申請手続について
2016年12月1日
「私と科研費No.94(平成28年12月)」を掲載しました。
2016年12月1日
平成28年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(基盤研究(S))の研究進捗評価について
2016年11月18日
平成28年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(基盤研究(S))の新規採択課題について
2016年11月18日
平成28年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(特別研究員奨励費)第3回の交付決定について
2016年11月17日
「科研費に関するご意見・ご要望受付窓口」を設けました。
2016年11月7日
平成28年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(特別研究員奨励費)第4回の交付内定について
2016年11月1日
「私と科研費No.93(平成28年11月)」を掲載しました。
2016年10月28日
平成28年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(特別推進研究)の研究進捗評価・追跡評価について
2016年10月20日
科学研究費助成事業(研究成果公開促進費)に関するQ&Aの平成29年度版を掲載しました。
2016年10月13日
科研費NEWS2016Vol.2を掲載しました
2016年10月7日
平成28年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(特別研究員奨励費)第3回の交付内定について
2016年10月7日
平成28年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(研究活動スタート支援)の交付決定について
2016年10月7日
平成28年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)の交付決定の変更(調整金前倒し使用分(第1回))について
2016年10月7日
審査委員名簿の更新について
2016年10月6日
科学研究費助成事業における審査及び評価に関する規程(平成28年10月5日一部改正)について
2016年10月6日
平成28年度科研費等の審査に係る総括について
2016年10月3日
「私と科研費No.92(平成28年10月)」を掲載しました。
2016年10月1日
平成29年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(奨励研究)の公募について
2016年9月30日
平成29年度科学研究費助成事業-科研費-公募要領(英語版)を掲載しました。
2016年9月30日
平成28年度科研費の審査委員表彰について
2016年9月16日
[文部科学省]「平成29年度科学研究費助成事業公募要領等説明会」の資料掲載について<文部科学省のHPへのリンク>
2016年9月16日
科研費ハンドブック-2016年度版-【研究機関用】を掲載しました
2016年9月16日
科研費FAQを更新しました
2016年9月9日
平成28年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(特別研究員奨励費)第2回の交付決定について
2016年9月1日
審査委員名簿の更新について
2016年9月1日
平成29年度科学研究費助成事業-科研費-の公募について
2016年9月1日
平成29年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(研究成果公開促進費)の公募について
2016年9月1日
平成28年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)(国際共同研究加速基金(帰国発展研究))の公募について
2016年9月1日
「私と科研費No.91(平成28年9月)」を掲載しました。
2016年8月26日
平成28年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(研究活動スタート支援)の交付内定について
2016年8月19日
平成28年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)(基盤研究(B・C)(特設分野研究))の交付決定について
2016年8月19日
平成28年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)の交付決定の変更(調整金次年度使用分)について
2016年8月12日
科研費パンフレット2016を作成しました。
2016年8月5日
科学研究費助成事業「国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)」審査要項(平成28年8月4日一部改正)について

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