外国人特別研究員事業(戦略的プログラム)

本事業は、外国人特別研究員(英文名称:JSPS Postdoctoral Fellowship for Overseas Researchers)の一環として、主要先進国をはじめ特定の国との間で、特に将来が期待されている優秀な大学院レベルの若手外国人研究者を中心に戦略的に我が国に招へいし、日本人研究者との研究協力関係を構築することを目的に、平成25年度から実施しているものです。

平成28年度は、以下の国を対象に若手外国人研究者を招へいします。

米国からの招へい(協力機関:米国国立科学財団(NSF))

制度概要

  1. 沿革

    米国から優秀な大学院レベルの若手外国人研究者を戦略的に我が国に招へいし、日本人研究者との研究協力関係を構築することを目的とした事業です。米国国立科学財団(National Science Foundation:NSF)との合意により、NSFが実施するGraduate Research Opportunities Worldwide (GROW) に採用された者を対象に招へいします。

  2. 対象分野

    人文・社会科学及び自然科学にわたる全分野。

  3. 申請資格

    (1) 大学院修士または博士課程在籍者で、NSF Graduate Research Opportunities Worldwide (GROW) に採用され、NSFが本会に推薦をする者。
    (2) 事前に日本側受入研究者から受入承諾を得ている者。
    ※ 過去に外国人特別研究員(一般、定着促進、欧米短期、戦略的プログラム)に採用された外国人研究者については、対象外とします。
    ※ 本会では、受入研究者の紹介は行いません。

  4. 受入研究者、受入機関の要件

    以下に掲げる我が国の科学研究費補助金取扱規程(文部省告示)第2条に規定されている研究機関に所属する常勤または常勤として位置づけられている研究者(助教、助手を除く。)であって、外国人研究者の受入を希望する者。
    ※ 常勤職の位置づけについては、受入研究機関の定めによります。
    (1) 大学及び大学共同利用機関
    (2) 文部科学省の施設等機関のうち学術研究を行うもの
    (3) 文部科学大臣が指定する機関

    ※「機関コード一覧」(https://www-kaken.jsps.go.jp/kaken1/kikanList.do)に掲載されている機関参照。

  5. 採用予定数

    最大30名程度

  6. 採用期間および来日時期

    (1) 採用期間は、3か月以上12か月以内とします。
    (2) 来日(研究開始)する日は、当該年度の6月15日から翌年3月31日までとします。

  7. 本会支給経費(予定)
  8. その他の留意事項
    • 受入れの内諾

      採用手続きの円滑化を図るために、プログラム申請者に対しては、事前に受入研究者から受入についての内諾を取るように指導しています。

    • 宿泊施設の手配

      受入機関での宿泊施設については、受入研究者及び大学等受入研究機関事務局に手配いただいているため、プログラム申請者に対しては、事前に受入れの内諾を得ると同時に、宿泊施設の確保についても併せて確認するよう指導しています。なお、参加研究者に支給される滞在費は、日割にすると1万円程度となりますので、受入研究者及び受入研究機関におきましては、廉価な宿泊施設を確保くださいますようお願いいたします。

    • 事前の打ち合わせ

      研究員の来日にあたっては、研究員と受入研究者は研究計画及び日本での生活について密接に連絡を取り合ってください。特に、総合研究大学院大学におけるオリエンテーション後の各受入研究機関への交通手段や到着時刻、出迎え等については、よく打ち合わせてください。

    • 研究期間の変更

      フェローシップの期間の短縮は認めませんが、やむを得ない事由により早期帰国しなければならない場合は、必ず事前に本会に申し出てください。この場合、短縮となった期間の滞在費は返納していただきます。
      また、プログラム開始前若しくは終了後の滞在を受入研究者が承諾し、日本滞在日数がプログラム期間を含めて90日以内である場合には、認められた日程での航空券を本プログラム経費において手配します。その場合、フェロー本人がJSPSと推薦機関に変更日程を報告しなければなりません。(但し、プログラム前後の滞在に係る経費は、本会から支給しません。)
      日本滞在日数が、プログラム期間を含めて90日を超える場合には、往路若しくは復路の航空券を支給しません。

    • 共同研究の形態

      共同研究を通じて、特許・ソフトウェア等の研究成果物の帰属に係る問題の発生が予想される場合には、共同研究開始前に、研究員と受入研究機関及び受入研究者間で必要な覚書等を交わしておいてください。
      また、共同研究の実施にあたり、本事業が受入研究者の指導のもとに研究が行われることを原則としている旨の確認を研究員との間で行うことを推奨します。これによらない場合は、事前に双方で共同研究の形態を協議した上で実施して下さい。
      なお、特許等の申請を行う場合は、特許法等の国内法及び受入研究機関の研究成果物の規程等を十分に確認した上で手続を行って下さい。

    • その他

      本会は、以下のいずれかの事項に該当すると判断した場合には、研究員の採用の取り消し、支給経費の停止(国際航空券の支給停止を含む)、又は支給済の経費の返還を要求します。

      • 申請書の記載事項に虚偽が発見された場合
      • 研究員が日本国法令に違反し、起訴された場合
      • 一時出国の未申告や虚偽の申告があった場合
      • オリエンテーション等既定のプログラムへの参加がなかった場合
      • その他、本会が研究員の採用の取消し又は中断の必要があると判断した場合

       

申請手続(推薦のみ)

  1. 推薦

    本プログラムは、以下の海外協力機関からの推薦に基づいて研究者を採用しており、国内公募は行っていません。海外協力機関ごとに申請手続及び申請受付時期は異なりますので、詳細については、該当国の協力機関にご照会ください。

    対象国推薦機関担当
    アメリカ合衆国 米国国立科学財団
    NSF: National Science Foundation
    URL: http://www.nsf.gov/eapsi
    担当:千葉 亜希子
    電話:03-3224-5502
    FAX:03-3224-5507
    英国 ブリティッシュ・カウンシル
    British Council
    URL: http://www.britishcouncil.jp/programmes/higher-education/support-researchers
    JSPSサマー・プログラム係
    電話:03-3235-8031
    FAX:03-3235-8040
    フランス フランス国立科学研究センター 韓国、台湾、日本事務所
    CNRS:Centre National de la Recherche Scientifique
    URL: http://www.cnrs.fr/derci/spip.php?article727&lang=fr
    担当:浅沼=ブリス・セシル
    電話:03-3443-8551
    FAX:03-3443-8552
    ドイツ ドイツ学術交流会
    DAAD:Deutscher Akademischer Austauschdienst
    URL: http://tokyo.daad.de/wp/lang/ja/
    担当:横山ザビーネ
    電話:03-3582-5962
    FAX:03-3582-5554
    カナダ カナダ大使館
    Canadian Embassy
    担当:アニータ・パン
    電話:03-5412-6267
    FAX:03-5412-6327
    スウェーデン スウェーデン研究・高等教育国際協力財団
    STINT: The Swedish Foundation for International Cooperation in Research and Higher Education
    URL: http://www.stint.se/7/268
    担当:アグネタ・グランルンド
    電話:+46-8-671-19-92

  2. 選抜

    本会は、海外協力機関から推薦を受けた候補者について、各受入希望研究機関に正式に受入について照会をかけ、受入希望機関からの受入承諾に基づき、採用者を決定します。その後、各協力機関にその結果を報告すると同時に、協力機関を通して各採用者に採用通知を送付します。

  3. サマー・プログラム流れ図・スケジュール(予定)



    ① 振興会より海外協力機関に募集要項送付及び推薦依頼 (10月)

    ②・③ 海外協力機関における若手研究者の公募・選考 (~2月)
    ※各海外協力機関への申請締切日は機関ごとに異なります。ご注意下さい。

    ③海外協力機関から候補者の推薦 (2月下旬)

    ④ ~ ⑥ 候補者から希望のあった各大学等受入研究機関に対し、研究者受入れの可否についての照会及び受入研究機関からの回答 (3月~4月)

    ⑦ 振興会より海外協力機関、受入研究機関及び総研大に採用決定について通知 (4月~5月初旬)

    ⑧ ⑨ 振興会から受入研究機関に対し、参加研究者の荷物送付先の照会及び受入研究機関からの回答(オリエンテーション・プログラム期間中に必要な荷物以外は、成田空港より直接、各受入機関に送付するため) (5月)

    ⑩ 振興会より、プログラム参加研究者へ滞在費等の支給(滞在費等は、参加研究者が日本国内に銀行口座を持っている場合には本人の口座に、持っていない場合には受入研究者が指定する口座に振り込む) (6月)

    ⑪ 受入研究機関より振興会に調査研究費の交付申請 (5月)

    ⑫ 振興会より受入研究機関に調査研究費の支給 (6月)

    ⑬ 受入研究機関より振興会に調査研究費の収支決算報告(9月)