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国際生物学賞

第32回(平成28年)国際生物学賞の受賞者決定
スティーブン・フィリップ・ハッベル博士
(カリフォルニア大学ロサンゼルス校卓越教授)


独立行政法人日本学術振興会(理事長 安西 祐一郎)は、8月3日に国際生物学賞委員会(委員長 杉村 隆:日本学士院院長)を開催し、第32回国際生物学賞の受賞者をカリフォルニア大学ロサンゼルス校卓越教授(Distinguished Professor)スティーブン・フィリップ・ハッベル 博士に決定しました。

 

氏   名
   スティーブン・フィリップ・ハッベル 博士
生 年 月 日
   1942年2月17日
国   籍
   米国
現   職
   カリフォルニア大学ロサンゼルス校
   生態・進化生物学部 卓越教授
略   歴
 
 
1969年
  カリフォルニア大学バークレー校修了(Ph. D.)
  1969年 -  1974年 ミシガン大学 助教
  1974年 -  1975年   同    准教授
  1975年 -  1980年 アイオワ大学 准教授
  1980年 -  1988年   同    教授
  1982年 -  1988年 スミソニアン熱帯研究所 スタッフ研究員
  1988年 -  1999年 プリンストン大学 教授
  1999年 -  2002年 ジョージア大学 教授
  2000年 -  現在 スミソニアン熱帯研究所 上席スタッフ研究員
  2003年 -  2007年 ジョージア大学 卓越研究教授
  2007年 -  現在 カリフォルニア大学ロサンゼルス校 卓越教授
 

 

  今回の授賞対象分野は「多様性の生物学(Biology of Biodiversity)」であり,ハッベル博士は,「生物多様性と生物地理学における統合中立説」を提唱し,樹木の多様性が高いことで知られる熱帯林に大規模な森林調査区を設けてその群集構造を明らかにするというユニークな手法により,その仮説の検証を行いました。この研究により,生物群集における多様性の成立・維持メカニズムに関して大きな理論的貢献をすると同時に,実際のフィールド研究においても新たな局面を切り開くなど,生物多様性科学の発展におけるハッベル博士の功績は高く評価されています。
  授賞式は、11~12月頃に、東京・上野の日本学士院において行われる予定です。

 

国際生物学賞とは

国際生物学賞は、昭和天皇の御在位60年と長年にわたる生物学の御研究を記念するとともに、本賞の発展に寄与されている今上天皇の長年にわたる魚類分類学(ハゼ類)の御研究を併せて記念し、生物学の奨励を目的とした賞です。本賞は昭和60年に創設され、以後毎年1回、生物学の授賞分野を選定の上、当該分野の研究において優れた業績を挙げ、世界の学術の進歩に大きな貢献をした研究者(原則として毎年1人)を選考して、秋に授賞しています。
受賞者には、賞状・賞牌及び賞金1千万円が贈られ、天皇陛下から賜品が賜ります。