日本学術振興会

制度概要

※平成27年度以降の公募はありません。下記は参考のために掲載しています。

目的

 本事業は、「大学改革」と「国際化」を断行し、国際通用性、ひいては国際競争力の強化に取り組む大学の教育環境の整備支援を目的としています。

公募対象

 我が国の国公私立大学(学校教育法第2条第2項に規定する国立学校、公立学校及び私立学校(学校法人が設置する大学に限る。))

対象事業

○ タイプA:トップ型
 世界大学ランキングトップ100を目指す力のある、世界レベルの教育研究を行うトップ大学を対象とします。
○ タイプB:グローバル化牽引型
 これまでの実績を基に更に先導的試行に挑戦し、我が国の社会のグローバル化を牽引する大学を対象とします。

選定件数

○ タイプA:10件程度
○ タイプB:20件程度

申請件数

 1つの大学が本事業に申請できる件数は、タイプA及びタイプBそれぞれについて1件までとします。タイプA、タイプBともに申請し、タイプAの申請が採択された場合、自動的にタイプBの申請は不採択となります。

実施期間

 最大10年間(国の財政事情等により10年間を必ず保証するものではありません。)。

事業の評価等

 毎年度ごとのフォローアップ活動(後述の「中間評価」実施年度は除く。)に加え、支援開始から4年目の平成29年度と7年目の平成32年度に中間評価、支援終了後(支援開始から11年目の平成36年度)に事後評価を実施する予定です。これらのフォローアップ活動及び中間評価の結果は、翌年度の補助金の配分に勘案されるとともに、事業目的、目標の達成が困難又は不可能と判断された場合は、事業の中止も含めた計画の見直しを行うことがあります。
 また、事業開始から5年目の平成30年度には、その前年度の中間評価の結果も踏まえ、より有意義な事業の実施に資する、発展的な構想の見直しができる機会を設ける予定です。

補助金基準額(本事業において支援できる上限)

 本事業における標準的な支援額(タイプA420百万円、タイプB172百万円)を踏まえ、事業内容等を勘案の上、1件当たりの年間補助金基準額は、各タイプ以下の通りとします。
 なお、構想の規模、実施年に応じ、充当する経費の規模は変動するとともに、各年度の最終的な補助金額は本事業全体の予算額等に応じて調整します。
※事業規模が補助金額を超える場合、その差額は自己収入等の財源により大学が負担するものとします。なお、2年目以降の補助金基準額については、予算の範囲内で調整する場合があります。
※本事業では、補助事業上限額は設定しません。

○ タイプA 500百万円          
○ タイプB 入学定員規模 1,000人以上:    300百万円
            同 1,000人未満:    200百万円

審査について

 独立行政法人日本学術振興会を中心に運営される「スーパーグローバル大学創成支援プログラム委員会」において、書面審査、ヒアリング審査を行い、採択候補を文部科学省に推薦し、文部科学省はこの推薦を受け、採択する構想を決定します。