日本学術振興会

募集情報

申請の手順

本事業はDFGが実施しているIRTG(International Research Training Groups)と連携し、双方で共同採択を行い、
日独の大学がそれぞれ日本側は本事業、ドイツ側はIRTGにおいて支援を受けて実施することとしています。
IRTGでは2段階の申請手続きをとっています。
1.draft proposalの申請(予備申請)
ドイツ側の大学がDFGに簡易な申請書(draft proposal)を提出すると、予備審査が行われます。
DFGでは随時この申請を受け付けており、順番に予備審査が行われます。draft proposalの提出から審査完了まで約6ヵ月程度の時間を要します。

2.full proposalの申請(正式な申請)
draft proposalが予備審査を通過した申請については正式な申請書(full proposal)の提出を求められます。
ドイツ側大学がDFGにこのfull proposalを提出済みであることが、日本側大学が本事業へ申請する要件となります。もしこの要件が満たされていない場合、日本側大学からの本事業への申請は無効となりますので注意してください。
日本側大学はJSPSに、ドイツ側大学はDFGに正式な申請書(full proposal)を提出し、JSPSとDFGそれぞれで審査が行われ、両機関の審査結果により採否が決定されます。DFGでのfull proposalの審査は5月か11月に実施され、JSPSにおいてもDFGと合わせて審査を実施します。
  • DFGのIRTGでは基本的に年間を通して申請を受け付けており、締切を設けていません。そのため、⽇本側の事業開始時期については、draft proposalの審査時期によって異なります。申請の際には、ドイツ側の申請大学と必ず事前に調整を行ってください。
  • IRTGの予備審査でdraft proposalが通過した申請の日本側対応大学へは、本会より申請案内を送付しますので、案内に沿って本事業への申請を行ってください。なお、本事業の申請書と、IRTGの申請書は、内容においてすべて一致するものではありません。
  • IRTGについては、以下のDFGのウェブサイト(外部リンク)を参照いただくほか、ドイツ側大学にもよく確認してください。

令和5年度募集要項(参考)

以下の情報は参考として掲載しております。
実施要件などが最新のものと異なる場合がありますので、ご留意ください。

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審査について

本会国際事業委員会書面審査員による書面審査※、及び同委員会による合議審査を実施したのち、DFGの審査結果と合わせて最終的な採否を決定します。        

平成31年度(2019)採用分より、国際交流事業では従来の「系、分野、分科、細目表」ではなく、「小区分、書面審査区分、合議審査区分」で構成される「国際交流事業審査区分表」で公募・審査を行うこととしました。「国際交流事業審査区分表」は、科学研究費助成事業の審査区分表とは異なるものです。本「審査区分表」にある「合議審査区分」・「書面審査区分」は、国際交流事業の審査区分であり、審査範囲を示す複数の小区分で構成されます。(ただし、小区分以外の内容の申請を排除するものではありません。)国際交流事業での書面審査は、適切な相対評価ができるように、「書面審査セット」で行います。事業ごとに異なる小区分や「書面審査区分」を組み合わせて「書面審査セット」を設定する場合があり、日独共同大学院プログラムでの書面審査は、日独共同大学院プログラム「書面審査セット」で行います。
※書面審査員は、原則として国際事業委員会書⾯審査員は、本会の特別研究員等審査会専門委員をもって充てています。
 任期を終了した専門委員から名簿を公表しています。