日本学術振興会

学術システム研究センター20周年記念シンポジウムを開催しました

公開日:2023年12月27日
本会の学術システム研究センターは、当時の総合科学技術会議の提言「競争的研究資金制度改革について中間まとめ(意見)」等を踏まえ、平成15年7月に設置されました。令和5年7月で20周年を迎え、去る12月20日に記念シンポジウムを如水会館で開催いたしました。
学術システム研究センター20周年記念シンポジウム 開催の様子
これまでの20年間に学術システム研究センターの業務に携わってきたプログラムディレクター、プログラムオフィサーは総数850名以上にものぼり、そのうち、今回の記念シンポジウムでは、元研究員・現研究員を中心に約180名の方々が出席されました。

冒頭、杉野剛日本学術振興会理事長より、主催者挨拶としてセンターの設立経緯やこれまでの研究員の方々へのご尽力への感謝が述べられた後、塩見みづ枝文部科学省研究振興局長より祝辞が述べられました。

続いて、大野弘幸学術システム研究センター所長より「学術システム研究センター20年の歩み」と題して、これまでのセンターの活動を振り返るとともに今後のセンターの活動に向けた抱負を講演いただきました。その後、記念講演として、永田恭介筑波大学学長(一般社団法人国立大学協会会長、元学術システム研究センター医歯薬学班主任研究員)より、「大学を研究のできる場所に!」と題して、学術界における学術システム研究センターの役割、研究の将来を支える基盤的経費と競争的研究費の重要性、未来の科学者を育てていくための方策など、学術界全体の大きな課題についてお話しいただき、講演後は質疑応答が行われました。

また、記念シンポジウム後の懇談会では、山本正幸学術システム研究センター運営委員会委員長(東京大学/基礎生物学研究所 名誉教授)から祝辞を頂いた後、水本哲弥日本学術振興会理事の発声で乾杯を行いました。懇談会では、出席者の方々が旧友を温め、また多種多様な研究分野、年代の方々が自由闊達に交流を深められ、センター20年の歴史を共有するとともに、今後の活動に向けた意見交換が成されました。
主催者挨拶をされる杉野剛日本学術振興会理事長
主催者挨拶をされる杉野剛日本学術振興会理事長
来賓のご挨拶をされる塩見みづ枝文部科学省研究振興局長
来賓のご挨拶をされる塩見みづ枝文部科学省研究振興局長
講演をされる大野弘幸学術システム研究センター所長
講演をされる大野弘幸学術システム研究センター所長
記念講演をされる永田恭介筑波大学長
記念講演をされる永田恭介筑波大学長
懇談会でご挨拶をされる山本正幸学術システム研究センター運営委員会委員長
懇談会でご挨拶をされる山本正幸学術システム研究センター運営委員会委員長
交流・情報交換を行う参加者
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