令和6（2024）年3月7日、「第20回日本学術振興会賞並びに日本学士院学術奨励賞」授賞式が明治記念館において挙行されました。授賞式は、秋篠宮皇嗣同妃両殿下のご臨席を仰ぎ、盛山正仁文部科学大臣代理として今枝宗一郎副大臣をはじめ、各界からの来賓の参列を得て、盛会のうちに執り行われました。

式典では、冒頭、杉野剛日本学術振興会理事長が式辞で、「皆様が今回の日本学術振興会賞の受賞を契機に、一層研究に邁進され、次世代の研究者のリーダーとして、学術の更なる発展に貢献されることを期待しております。」と述べました。
梶田隆章日本学術振興会賞審査会委員長が審査経過報告をした後、25名の受賞者に賞状と賞牌が授与されました。
続いて行われた日本学士院学術奨励賞授賞式では、佐々木毅日本学士院長の式辞の後、渡辺浩選考委員会委員長による審査経過報告の後、受賞者６名に賞状と賞牌が授与されました。
秋篠宮皇嗣殿下のお言葉に続いて、盛山正仁文部科学大臣祝辞（代読：今枝宗一郎文部科学副大臣）が述べられ、最後に、受賞者を代表して、京都大学の入江慶准教授が挨拶を行いました。

その後の受賞者との記念茶会では、秋篠宮皇嗣同妃両殿下と受賞者が、日頃の研究活動などについて和やかにお話されました。