日本学術振興会について

独立行政法人日本学術振興会名誉フェロー

独立行政法人日本学術振興会名誉フェローは、本会の学術最高顧問及び学術顧問、学術システム研究センター及びグローバル学術情報センターの所長及び副所長、または海外研究連絡センターのセンター長のいずれかの職にあり、功労が特に顕著であった者、若しくは理事長が本会の事業の実施において特に顕著な功労があったと認める者に授与される終身の称号として、平成26年7月に創設されたものです。
本会の役員会の議を経て、理事長が授与を決定し、名誉フェローには理事長より名誉フェロー記が贈られます。
これまで同称号を授与されたのは以下の方々です。

氏  名 石井 紫郎 (Ishii, Shiro)
職  名
(授与時)
東京大学名誉教授
専門分野 日本法制史
授与日 2016年7月1日
主な経歴 1962年:東京大学法学部助教授
1972年:東京大学法学部教授
1994年:東京大学副学長
1996年:東京大学名誉教授
2001年:内閣府総合科学技術会議常勤議員
2006年:大学共同利用機関法人自然科学研究機構理事
振興会役職/在職期間
学術システム研究センター 副所長 /2003年7月~2008年3月
(同) 相談役 /2008年4月~2012年3月
(同) 顧問 /2012年4月~2017年3月
授与理由 学術システム研究センターの創設にあたり、副所長として主任研究員をとりまとめながら同センターの役割や方向性を定め、その礎を築かれました。その後も相談役、顧問を歴任する中で、科学研究費助成事業や特別研究員の審査・評価システムの構築や改革を進められたほか、日々進展する学術研究の動向に対応するため、新規事業の起ち上げに向けた助言を行うなど、学術研究への高い見識を基に、学術の振興が適切に図られるための制度設計に多大な貢献をされたことから、名誉フェローの称号を授与することとなりました。

氏  名 竹田 誠之(Takeda, Seishi)
職  名
(授与時)
高エネルギー加速器研究機構名誉教授
専門分野 加速器科学
授与日 2014年12月15日
主な経歴 1971年:大阪大学産業科学研究所助手
1987年:高エネルギー物理学研究所助教授
2000年:高エネルギー加速器研究機構教授
2007年:大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構名誉教授
振興会役職/在職期間
ワシントン研究連絡センター長 /2000年10月~2004年7月
サンフランシスコ研究連絡センター長 /2004年 4月~2014年3月
授与理由 ワシントンでは、国立科学財団(NSF)及び国立保健研究所(NIH)との協力関係を一層発展させるとともに、2003年のサンフランシスコ研究連絡センター新設に尽力されました。さらに、サンフランシスコではJUNBA(サンフランシスコ・ベイエリア大学間連携ネットワーク)を起ち上げ、事務局としてその活動を支援するなど、大学との協力関係に基づく活動を展開し、海外における日本人研究者ネットワークの形成や日本の大学の海外展開支援等、海外研究連絡センターの新たな取組みの先駆け役となられたことから、名誉フェローの称号を授与することとなりました。

氏  名 中谷 陽一(Nakatani,Yoichi)
職  名
(授与時)
ストラスブール大学協約教授・日本委員会委員長
専門分野 化学
授与日 2014年10月17日
主な経歴 1965年:東京大学助手
1968年:お茶の水女子大学助教授
1977年:CNRS研究員
1981年:ルイ・パスツ-ル(ストラスブール第一)大学協約教授
1988年:CNRS主任研究員
2002年:CNRS名誉主任研究員
振興会役職 ストラスブール研究連絡センター長 在職期間 2002年4月~2014年3月
授与理由 国立科学研究センター(CNRS)との合同審査会やCNRS及びフランスの大学との共催シンポジウムの実施、日本の研究活動を紹介する学術セミナーの定期的な開催、日仏科学技術協力合同諮問委員会や日仏高等教育シンポジウムへの参加など、センターを日仏学術交流の拠点とするべく幅広い活動を行われました。また、JSPSフランス同窓会の創設に尽力し、同窓会メンバーと協力してフランス各地の大学で事業説明会を開催するなど、同窓会の活動支援と本会事業の展開とを有機的に結ぶスキームを築かれたことから、名誉フェローの称号を授与することとなりました。

氏  名 田中 靖郎(Tanaka,Yasuo) 
職  名
(授与時)
東京大学名誉教授、宇宙科学研究所名誉教授、マックス・プランク宇宙物理学研究所特別所員
専門分野 X線天文学
授与日 2014年9月18日
主な経歴 1956年:東京大学原子核研究所助手
1974年:東京大学宇宙航空研究所教授
1994年:宇宙科学研究所及び東京大学名誉教授
1996年:ユトレヒト大学及びアムステルダム大学客員教授
1997年:マックス・プランク宇宙物理学研究所客員研究員
振興会役職 ボン研究連絡センター長 在職期間 1995年4月~2008年6月
授与理由 JSPSドイツ同窓会の創立と活動を援け、本会として初めての試みであった元フェローによる組織的なネットワークの形成に尽力し、本会の国際交流の新たな展開を促されました。また、フンボルト財団やドイツ学術交流会(DAAD)との間で実施事業に係る審査協力体制を築くなど、相互信頼に基づく強固な協力関係を対応機関と構築されたことから、名誉フェローの称号を授与することとなりました。