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日本学術振興会賞

第14回(平成29年度)日本学術振興会賞の受賞者決定について

第14回(平成29年度)日本学術振興会賞受賞者

photo_北村 友人
北村 友人
(キタムラ ユウト)
KITAMURA Yuto



生年 1972年 出身地 東京都
現職 東京大学大学院教育学研究科 准教授
(Associate Professor, Graduate School of Education, The University of Tokyo)
専門分野 比較教育学
略歴

1996年
1997年
2000年
2000年
2000年
2003年
2007年
2010年
2013年
2016年

慶應義塾大学文学部卒
カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院教育学研究科修士課程修了
カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院教育学研究科博士課程修了
博士(教育学)の学位取得(カリフォルニア大学)
国連教育科学文化機関本部教育局教育担当官補
名古屋大学大学院国際開発研究科助教授
名古屋大学大学院国際開発研究科准教授
上智大学総合人間科学部教育学科准教授
東京大学大学院教育学研究科准教授(現在に至る)
東京大学国際本部国際センター副センター長(現在に至る)

授賞理由
「国際教育開発学における市民的公共性の理論研究」
(Theoretical Study on the Public Sphere in International Education Development)

  北村友人氏は、従来、教育の効率性や人的資本開発に偏りがちであった欧米主導の国際教育開発研究の領域において、「教育の公共性」を主題とする国際的な研究を独創的に展開している。
  北村氏はまず、途上国における教育機会(「万人のための教育(EFA)」)の拡充を妨げる社会・文化的要因や、教育の質の向上に関する問題を実証的に明らかにし、EFAには「持続可能な開発のための教育(ESD)」が重要であることを指摘した。また、アジアの高等教育の国際化の現状を調査し、実証的・理論的な観点から、高等教育の国際化に関わる教育の公共的役割を示し、国際教育開発学における独自の理論的な枠組みを構築している。
  このような市民性教育やESDの概念を先駆的に取り入れて教育の役割を分析したこと、国際教育協力における国境を越えた相互作用や多様な相互連携のあり方を示したことで、北村氏は、国際教育開発学の発展に大きく貢献している。

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