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日本学術振興会賞

第14回(平成29年度)日本学術振興会賞の受賞者決定について

第14回(平成29年度)日本学術振興会賞受賞者

photo_本間 尚文
本間 尚文
(ホンマ ナオフミ)
HOMMA Naofumi



生年 1974年 出身地 宮城県
現職 東北大学電気通信研究所 教授
(Professor, Research Institute of Electrical Communication, Tohoku University)
専門分野 計算機科学
略歴

1997年
1999年
1999年
2001年
2001年
2001年
2007年
2009年
2016年

東北大学工学部卒
東北大学大学院情報科学研究科博士前期課程修了
日本学術振興会特別研究員-DC
東北大学大学院情報科学研究科博士後期課程修了
博士(情報科学)の学位取得(東北大学)
東北大学大学院情報科学研究科助手
東北大学大学院情報科学研究科助教
東北大学大学院情報科学研究科准教授
東北大学電気通信研究所教授 (現在に至る)

授賞理由
「算術演算ハードウェアアルゴリズムの理論構築と暗号ハードウェア設計への応用」
(Theory of Hardware Algorithms for Computer Arithmetic and Its Application to Design of Cryptographic Hardware)

  モノのインターネット(IoT)時代の到来に備え、これまで以上に安全なコンピュータシステムが必要とされている。暗号をはじめとするさまざまなセキュリティ機能には、ガロア体など多様な数系に基づく複雑な算術アルゴリズムを実現するハードウェアが必要とされ、高性能のハードウェア設計とその安全性解析を完全にかつ効率よく行うことが求められている。本間尚文氏は、算術演算のハードウェアアルゴリズムを系統的に設計・検証可能な理論を考案し、様々な数系に基づく算術アルゴリズムの自動設計・検証システムを構築している。また、その理論をさらに発展させ、高安全な公開鍵暗号ハードウェアアルゴリズムの系統的な設計手法を開発した。さらに、暗号ハードウェアの設計・検証用プラットフォームを世界に先駆けて開発・公開し、国内外の大学・研究機関・企業等で利用されている。以上のとおり、本間氏は、ハードウェアセキュリティの研究分野の発展に大きく貢献しており、今後のさらなる発展が期待できる。

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