テーマ名 「文化の縁側:芸術文化から地域を考える」
♦文化の縁側1:文化の縁側in小金井
—芸術文化市民講座「小金井発!芸術文化を書くこと/伝えること講座」公開成果発表会—
テーマ名 「文化の縁側:芸術文化から地域を考える」 |
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平成20年11月14日(金) |
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小金井市役所第二庁舎8階 |
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小金井市本町6-6-3(市役所第二庁舎) |
「都市政策の課題と芸術文化の役割」研究グループでは、地域の様々な課題を芸術文化の力で解決することを試みてきた事例として、芸術文化の情報ネットワークがないことを理由に始められた「小金井発!芸術文化を書くこと/伝えること講座」(小金井市及び東京大学文化資源学研究室主催)の講座参加者とともに、その成果を発表する形式をとりながら、研究者との対話をすることにより、地域の課題を市民で解決する手法を探る対話の場を創出する場を設けることにしました。 成果発表を行なう受講生は5分の時間で、発表の形式は問いませんでしたが、かならず何らかの形で「言葉」を使うことが条件としました。当日は司会も受講生が行ない、10人の発表がありました。自ら制作した作品に込めた想い、これまで行なってきた芸術文化活動、日常生活と芸術との出会いで感じたことなど、今後の地域での活動の提案も含めて、多彩な発表がありました。 会場では、地元のおにぎり屋さんや酒屋さんにお願いした飲食物の提供や、スライドショーの上映(講座写真に受講生の音楽)や講座関連の展示も行われました。時間は短かったですが、参加者が交流もできる「文化の縁側」としての場も生まれていました。 それぞれの発表には会場からの反応もあり、時間ぎりぎりまで発表会は続きました。さいごに東京外国語大学の谷先生から「全員が創作活動をしていなくても発表では自分について語っていた」、「すべての人間は芸術家である」といった全体コメントがあり、「誰もが何かを伝えることができた」という発表会の成果が示されました。発表を通じて、様々なアイディアや実践を共有し、参加者間の対話を行うことで、地域での新たな実践へのネットワーク形成へつなげることができた企画となりました。
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