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独立行政法人 日本学術振興会
国際事業部 研究協力第一課
リンダウ・ノーベル賞受賞者会議派遣事業 担当
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FAX 03-3234-3700
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リンダウ・ノーベル賞受賞者会議派遣事業

参加者の声

第62回(物理学)参加者


※報告書の内容は、参加者の個人的な見解であり、日本学術振興会の見解と一致しないものも含まれます。

今後、リンダウ会議に参加を希望する方へのアドバイスやメッセージ(報告書から抜粋)

(報告書全文及びその他の参加者の報告書はPDFをご覧ください。)

毎年分野が変わってしまうので、思い立ったらすぐに応募しましょう。刺激を大いに受けるためには、数年後に自分の分野がまた回ってくるのを待つのではなく、できるだけ早く参加することをお奨めします。他国からの参加者には学部生などもいるので、博士課程の学生に早過ぎるということはありません。
 参加したら、ぜひいろいろな人に積極的に話しかけてみましょう。みんな話しかけたくて仕方ないという雰囲気で、学会などとは全然違います。ネットワークを広げるのに、これほどやりやすい環境はありません。
  リンダウ会議への参加を強くお奨めします。
(内出 崇彦・京都大学・防災研究所・JSPS特別研究員PD)

リンダウ会議は、世界中の若手研究者とノーベル賞受賞者に何でも質問できる貴重な機会です。皆さんが日本で感じる科学の疑問や将来の不安は、世界共通です。リンダウ会議に参加することで、皆さんのこれからの研究活動に役立ちます。是非、リンダウ会議に参加してみて下さい。
(大濱 晶生・名古屋大学・大学院理学研究科・博士後期・日本学術振興会特別研究員DC1)

Lindau Nobel Meetingは国内外の研究会や会議とは異なり,自身の視野を広げるために大変良い機会を与えてくれると思います。このような会議に参加することは,研究を始めてまもない私達の世代には非常に貴重な経験になるのではないでしょうか。若手研究者の皆さんには,是非参加して頂きたいと思います。
(齋藤 華・筑波大学・数理物質科学研究科・博士課程大学院生・特別研究員DC2)

非常に得がたい機会なので、積極的に、ただし気負いすぎることなく、ノーベル賞受賞者や、世界中の若手研究者と会話をすることをおすすめしたい。彼らが置かれている環境や考え方が自分のものとどのような違いがあり、どのようなところが似通っているかを知ることは、今後、国際的な舞台で研究を行い、共同研究者と円滑にコミュニケーションを行うための、大変有意義な経験になると思う。
(笠松 秀輔・東京大学・大学院工学系研究科・博士課程3年)

最後のセレモニーで若手研究者の代表としてスピーチした人が「リンダウ会議はパラダイスだった」と発言した。それはその通りだと常々実感する。ノーベル賞受賞者だけでなく、様々なセクターの人が参加するリンダウ会議。政治的な部分やしきたり的な部分も多かったように思えるが、そのようなものを乗り越えた上に楽しい異分野交流があるのだということを感じされた。是非、リンダウへ。ノーベル賞受賞者の講演であれば、ネット上で見ることが出来ますが、それ以上の経験はリンダウに行かないとできなかった気がする。
(鹿野 豊・分子科学研究所・若手独立フェロー)

ノーベル賞受賞者の研究内容は図書やインターネットでも学べますが、研究に対する姿勢、信念等はそこからは学べません。リンダウ会議は研究に限らず、そういった信念、背景を含め、様々なことを学べる素晴らしい機会だと思います。また、世界各国の学生、研究者らと分野を超えて知り合うことが可能な機会だと思います。是非参加しましょう!
(新(鈴木) 彩・ラフバラ大学・材料学科・JSPS海外特別研究員)

私自身は「ノーベル賞受賞者に会える!」という安易な動機でリンダウ会議参加を希望したのですが、実際は他国や自国の若手研究者と交流する時間がほとんどですし、むしろその時間のほうが良い経験になります。とにかくあらゆる刺激満載の会議ですので、ぜひ参加されることをお勧めします。(高見 英史・大阪大学・大学院基礎工学研究科・博士後期課程2年・JSPS特別研究員DC1)

会議に参加した若手研究者の代表が「我々若手研究者にとってまさにパラダイスのような一週間だった」と閉会式の挨拶で表現したが、全く同感である。自国を代表して参加し、自分の研究分野に近い30人ものノーベル受賞者との直接の関わる機会が与えられ、自分と同じような立場の各国の若手研究者との関わる機会が与えられる。リンダウ会議は通常の学術会議とは全く異なり、長期的視野に立って世界の若手研究者の育成を目的とした非常に特異な、そして我々若手研究者にとってはこの上ない機会を提供してくれる会議である。同世代の意識の高い自国の若手研究者を中心とし、世界の意欲ある若手研究者と交流し、ノーベル受賞者たちから学べるものは学び切るという雰囲気が会議全体を包む。そしてありがたいことに、ノーベル受賞者たちは会議の意義に賛同し、期待に十二分に応えてくれる。我々若手研究者にとって、このような素晴らしい機会を与えてくれる会議に参加するチャンスを逃す手はない。
(山口 尚登・ラトガーズ大学・工学部材料工学科・JSPS海外特別研究員)


第62回リンダウ・ノーベル賞受賞者会議(物理学)報告書(PDF)

石田 忠(東京工業大学・大学院総合理工学研究科・助教)

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内出 崇彦(京都大学・防災研究所・JSPS特別研究員PD)

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榎戸 輝揚(理化学研究所・玉川高エネルギー宇宙物理研究室・JSPS特別研究員SPD)

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大濱 晶生(名古屋大学・大学院理学研究科・博士後期・日本学術振興会特別研究員DC1)

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大村 訓史(京都大学・大学院理学研究科不規則系物理学研究室・JSPS特別研究員PD)

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笠松 秀輔(東京大学・大学院工学系研究科・博士課程3年)

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斉藤 耕太郎(東北大学・大学院理学研究科・JSPS特別研究員PD)

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斎藤 俊(カリフォルニア大学バークレー校・天文学部・JSPS海外特別研究員)

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齋藤 華(筑波大学・数理物質科学研究科・博士課程大学院生・特別研究員DC2)

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坂田 綾香(東京工業大学・大学院総合理工学研究科・JSPS特別研究員PD)

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鹿野 豊(分子科学研究所・若手独立フェロー)

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新(鈴木) 彩(ラフバラ大学・材料学科・JSPS海外特別研究員)

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高見 英史(大阪大学・大学院基礎工学研究科・博士後期課程2年・JSPS特別研究員DC1)

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山口 尚登(ラトガーズ大学・工学部材料工学科・JSPS海外特別研究員)

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参加者アンケート結果(PDF)