「近未来の課題解決を目指した実証的社会科学研究推進事業」は、平成20年度より文部科学省で開始された事業で、近未来において我が国が直面する経済的、社会的な諸課題の解決に向け、様々な機関等により集積されたデータを活用した経済・社会の分析など、実証的な研究方法に基づくとともに、その研究成果を課題解決のための選択肢として社会へ発信することを目指した社会科学のプロジェクト研究を大学等への委託を通じて実施することにより、「経済・社会の活性化」と「社会の安全・安心」の両立を視野にいれた「国民の生活と福祉の向上」に資することを目的としています。
　また、本事業は、大学等において課題解決を志向した実証的な研究方法に基づく社会科学研究が実施されることにより、我が国における社会科学研究の新たな展開と発展に資することを目指しています。
　独立行政法人日本学術振興会（JSPS）は、文部科学省からの委託により、本事業の審査・管理業務を実施しています。