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科学研究費助成事業

日本学術振興会からのお知らせ
令和5(2023)年度科学研究費助成事業(科研費)における特別研究員奨励費の基金化について BACK

令和5(2023)年度科学研究費助成事業(科研費)における特別研究員奨励費の基金化について

2022年12月26日

 令和4(2022)年12月2日付けで成立した令和4(2022)年度第2次補正予算により、「特別研究員奨励費」における令和4(2022)年度以前に採択された継続課題(以下「継続課題」という。)を対象に、新たに基金化を行います。
 また、令和5(2023)年4月以降に交付内定を行う令和5(2023)年度の新規採択課題についても、令和4(2022)年12月23日付けで閣議決定された令和5(2023)年度予算政府案(以下、「参考」を参照)において基金化することを予定しており、今後、令和5(2023)年度予算として国会で成立した場合には、速やかに基金化に向けた手続を進める予定ですのであらかじめお知らせします。
 なお、令和5(2023)年度予算政府案について、国会の審議状況により変更がある場合には別途連絡しますので留意願います。


「特別研究員奨励費」の基金化に伴う留意事項


継続課題の交付内定は令和5(2023)年3月を予定しています。「特別研究員奨励費」の基金化に伴う継続課題の交付申請及び研究費の執行等について、詳細は交付内定通知を確認してください。

継続課題は、これまで使用した課題番号とは異なる、新たな課題番号※を付番の上、基金課題として改めて交付内定を行う予定です。交付内定日以降は研究費の執行が可能となり、基金の使用ルールが適用されます。
 ただし、交付内定日より前に特別研究員の身分を有しなくなる場合のほか、交付申請時点で申請資格を満たさない場合は、交付申請を行うことができません。
※課題番号の付番ルールを以下のとおり変更します。
課題番号の付番ルール
ライフステージの変化によって研究支援が中断する状況を改善するため、令和5(2023)年度より特別研究員の身分を喪失する場合であっても、引き続き科研費応募資格を有する場合には、当初の補助事業期間において特別研究員奨励費の使用を可能とする制度改善を行います。

令和4(2022)年度に実施した補助金課題の実績報告に関しては、補助金の様式を活用して予定どおり行ってください。
 なお、令和4(2022)年度から令和5(2023)年度へ繰越を行う令和4(2022)年度事業は基金化されず、引き続き補助金課題として実施されます。

継続課題については、「調整金」を利用した令和4(2022)年度から令和5(2023)年度への次年度使用の申請受付は行いません。継続課題の研究費の次年度(令和5(2023)年度)における使用を行う場合は、「繰越制度」を活用する必要がありますので、該当する継続課題は積極的に活用してください。その際、繰越の要件に合致しないなど繰越制度を利用できない場合には、日本学術振興会まで相談してください。
 (参考)日本学術振興会ホームページ
    「令和4(2022)年度科学研究費助成事業(補助金分・一部基金分)の繰越申請手続について」


本件に関する問合せ先


(予算、科研費制度全般に関すること)
  文部科学省研究振興局学術研究推進課
  電話:03-6734-4091(研究費総括係)
(特別研究員奨励費の手続に関すること)
  独立行政法人日本学術振興会
  研究事業部 研究助成企画課、研究助成第一課
  電話:03-3263-4796(全般)
     03-3263-0164(補助金、繰越・調整金)
     03-3263-0980、1041、0976(基金化について)


参考

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ポンチ絵3