サイエンス・ダイアログ

2016/02/01 「サイエンス・ダイアログ」を実施しています。

サイエンス・ダイアログは、外国人特別研究員等で来日している優秀な若手外国人研究者(JSPSフェロー)に有志を募り、近隣の高等学校等に対して英語での研究に関するレクチャーを提供するプログラムです。

地域の大学や研究機関で活躍しているJSPSフェローから、英語で研究の話を聞くという経験が、生徒達に大きな刺激を与え、研究への関心・国際理解を深めるだけでなく、JSPSフェロー自身にとっても、地域社会と交流し、日本とのつながりを深めることを狙いとしています。

実施をご希望の場合は事業のウェブページをご参照の上、参加申込書をご提出ください。皆さまのご参加をお待ちしています。

■実施プログラム例の紹介

平成27年11月16日(月) 岐阜県立加茂高等学校 (講師:Dr. Tinh Q. BUI)

 平成27年11月16日(月)に、本会外国人特別研究員(JSPSフェロー)のDr. Tinh Q. BUI(ティン・ブイ博士)が、岐阜県立加茂高等学校の理数科の2年生、約40名に向けて”Effects of failure and damage of materials and structures on our modern life”と題した講義を行いました。加茂高校では毎年大学の教員や研究者などを招いた出前授業を実施しており、今年度は英語での授業にチャレンジしてみようということで、初めてのサイエンス・ダイアログの実施となりました。

講師のDr. Tinh Q. BUI

 講義はブイ博士の自己紹介から始まりました。ブイ博士はベトナムの出身ですが、日本に来る前はドイツの研究機関で研究をされており、自己紹介と併せて教育制度について触れ、日本やベトナム、フランス、ドイツの教育制度の違いなどについて比較をしながらお話しされました。

 ブイ博士の研究分野は土木工学で、構造材料の解析を研究テーマにしています。実際に材料を破壊したりシミュレーションしたりして構造物の損傷や障害についての解析を行っているとのことで、それらの映像を見ながら解説をしてくれました。

講義の様子

 さらに講義の最後には、科学を学ぶ上で英語の重要性についても言及し、講義を終えました。

 講義の後に設けられた質疑応答の時間では生徒達が恥ずかしがってか、なかなか質問は出てきませんでしたが、講義全体を通してブイ博士の科学に対する情熱は生徒達に伝わったのではないかと思います。