日本-欧州先端科学セミナー

開催実績

日本側参加者による参加報告書(抜粋)

加藤 隆弘(九州大学・大学院医学研院精神病態医学分野・日本学術振興会特別研究員)

プログラム、セミナー運営全般について
多領域の卓越した専門家および若手が集い、社会認知神経科学という1つの領域にフォーカスを当てるという、大変刺激的なセミナーに参加することが出来たことを大変栄誉に思っております。私は、社会認知神経科学という領域に関しては、全くの門外漢でありましたが、周りの方々に暖かく迎えていただき、大変感謝いたしております。ご高名な先生方のすばらしい御講演のみならず、食事中などに直接的に身近にお話することが出来、科学者としての生の姿勢を拝見できたこと、こうしたことから多くのことを学べたと感謝しております。今後、私自身が専門としている精神医学・精神分析、そして、ミクログリアにフォーカスを当てた研究を、社会認知神経科学の分野に応用して、今回出会った多くの仲間とともに、何か新しい学問領域を探求していければ幸いです。


今回のセミナー参加により、今後欧州との研究交流を進める展望が持てた場合には、その予定について
Professor Georgelyなど、精神分析家との交流が深い、科学者に出会えたことは大変貴重でありがたい体験でした。今後、私自身の精神分析的視点を、どのように、認知神経科学の領域に活かしていけるかを、彼らに助言を頂きながら、展開していきたいと存じております。


本セミナーへの今後の要望等
2年後くらいに、是非、今回の企画を継続する形で、フォローアップのセミナーを開催していただきたく思っております。