日本-欧州先端科学セミナー

日本側参加者による参加報告書(抜粋)

永尾 圭介(慶應義塾大学・医学部・専任講師)

プログラム、セミナー運営全般について
普段接することが難しい国内の免疫学の中枢の先生方、ヨーロッパの著名な先生方と約1週間密に交流することが出来たのは大変有意義な体験でした。免疫学とは言えど、幅広い分野の方々が参加されていたため視野を広げることができました。
さらに、それぞれの分野の第一線で活躍している若手研究者とも交流でき、その情報交換も有意義なものでした。

今回のセミナー参加により、今後欧州との研究交流を進める展望が持てた場合には、その予定について

ルンド大学の教授、Dr. Ake Lernmarkのご講演を拝聴し、1型糖尿病の病態に対し、ウィルス、特にヒトヘルペスウィルス6の関与の可能性を指摘させていただいたところ、興味を持っていただき、今後共同研究に発展する可能性があります。また、国外だけでもなく、国内でも共同研究に発展しそうなディスカッションもあり、興味深い研究が期待できると思います。