お問い合わせ先
独立行政法人日本学術振興会
国際事業部 研究協力第一課
日本-欧州先端科学セミナー担当
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FAX 03-3234-3700
レセプション〔2月27日(土)〕
19時よりホテルでレセプションが行われた。日本側コーディネータ・溝口先生の司会により開会し、途中で日本側コーチェア・西谷先生、欧州側コーディネータ・Dr.Kleinが挨拶された。
各参加者は、講師や他の参加者と親睦を深めていた。
西谷先生 | 溝口先生 | Dr.Klein |
Conference Opening〔2月28日(日)〕
九州大学医学部百年講堂で行われ、最初にJSPS會田監事が挨拶を行い、本セミナーを通じて日欧の研究者交流が促進することに期待が示された。
続いて、ESFのDr. Bruletが、挨拶とESFの事業概要説明を行った。
最後に、本セミナー実施受託機関である九州大学を代表して、水田理事より歓迎の挨拶があった。
JSPSの會田監事 | ESFのDr. Brulet | 九州大学の水田理事 |
Introductory Session〔2月28日(日)〕
西谷先生によるキーノートレクチャーにより、セミナーが本格的にスタートした。西谷先生は、中国漢王朝の外交に関する研究について、日本での研究事例を交えながらわかりやすく説明され、参加者は熱心に聞き入っていた。
セッション〔2月28日(日)~3月3日(水)〕
各セッションに設定されたテーマに基づいて、まず日・欧の講師2、3名による講演があり、続いて参加者がショートトーク(口頭発表)を行った。
かつて大陸の中央に栄えた大帝国を軸に、アジア及びヨーロッパそれぞれの視点からレベルの高い研究発表が行われ、講師及び参加者間で活発な質疑応答が行われた。
また、本セミナーには考古学・歴史学に加え、周辺学問領域からも多くの参加者が出席していた。参加者は、普段は比較的交流の少ない周辺学問領域の研究者と意見交換を行うことによって、新しい視点や知見を得ていた。
ディスカッション | 会場の様子 |
ショートトーク〔2月28日(日)~3月3日(水)〕
期間中、日本側参加者18名、欧州側参加者22名(合計40名)がショートトークを行った。一人当たりの持ち時間は10分、質疑応答5分だった。
ショートトークは、百年講堂でのセッション中だけではなく夕食後にホテルでも活発に行われた。
会場でショートトークを行う 日本側参加者 |
ホテルでのショートトーク | ホテルでのショートトーク後の 談話室の様子 |
ポスターセッション〔3月1日(月)〕
ショートトークを行わない日本側参加者8名、欧州側参加者7名(合計15名)が、百年講堂でポスター発表を行った。
百年講堂ロビーに用意されたポスターボードに参加者はA0サイズのポスターを張り出し、発表を行った。発表者は積極的に自分の研究をアピールし、ポスターを前に盛んな議論が行われた。
百年講堂ロビーで行われたポスターセッション | ポスターを前にしたディスカッション |
エクスカーション〔3月2日(火)〕
九州国立博物館を見学するエクスカーションに、約75名が参加した。参加者は2台のバスに分乗し、太宰府市にある博物館に移動した。
日本とアジアの交流窓口である福岡の地理的・歴史的特色を生かした展示に、参加者は熱心に見入っていた。
博物館に到着した参加者 | 展示室見学の様子 | 博物館ロビーでの記念撮影 |
Tourde Table: conclusions and perspectives〔3月3日(水)〕
講師及び参加者が百年講堂ロビーにイスを持ち出し輪になって着席し、うち解けた雰囲気でディスカッションを行った。
参加者代表の約10名が、このセミナーをきっかけに今後どのような活動を始めるべきか、口頭で意見を述べた。
そのあとのフリーディスカッションの中で、日・欧の研究者が今後も緊密に情報・意見交換を行い、コラボレーションすることの重要性を指摘する声が多く聞かれた。
百年講堂ロビーでディスカッション | 本セミナー終了後の活動について、 英語で意見を述べる日本側参加者 |
Panel Forward Look Session〔3月3日(水)〕
講師及び参加者は、ロビーでのディスカッションの後、会場に戻り、パネルディスカッションを行った。
セミナー終了後のフォローアップとして、学際的・分野横断的コラボレーションの必要性を認識するとともに、“チーム”として具体的に何ができるのか、講師の代表約10名と参加者が意見交換をした。
フェアウェルレセプション〔3月3日(水)〕
日・欧の講師及び参加者に大きな刺激となった平成21年度日本-欧州先端科学セミナーは、19時からホテルで開催されたフェアウェルレセプションをもってすべての日程を終了した。
フェアウェルレセプション |