科学研究費補助金は、人文・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする「競争的研究資金」であり、ピア・レビューによる審査を経て、独創的・先駆的な研究に対する助成を行うものです。

ハーバー・ボッシュ法に代わる次世代型窒素固定法の開発
―常温常圧の温和な反応条件下でアンモニアを合成―
東京大学 大学院工学系研究科 総合研究機構 准教授 西林仁昭
ハーバー・ボッシュ法は、これまで困難であった空気中の窒素を固定する画期的な技術です。これにより人類は大量の窒素肥料を手に入れ、今日に至るまで高い食料生産を維持することができています。窒素ガスと水素ガスを合成してアンモニアを作り出すこの方法は、しかしながら・・・

植物の特異な自他識別機構を分子レベルで解明
奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科
植物科学領域 教授 高山 誠司
植物の多くは、昆虫等により運ばれてくる花粉のうち、自己の花粉とは受精しない「自家不和合性」という性質を持っています。自殖(近親交配)を回避し、種の遺伝的多様性を維持していく上で極めて重要な性質ですが・・・
準備中
人文・社会系
縄文時代人骨のライフヒストリーの解明
聖マリアンナ医科大学 医学部 講師 長岡 朋人
古人口学は、古人骨に基づき過去における人口現象(死亡率、性年齢構成など)を復元することを目的とします。従来の縄文人骨の研究では、 15歳時の平均余命は約16年で、65歳以上の高齢個体が全くありませんでした。しかし・・・
もっと読む