事業の成果

科学研究費補助金事業

科学研究費補助金は、人文・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする「競争的研究資金」であり、ピア・レビューによる審査を経て、独創的・先駆的な研究に対する助成を行うものです。

最近のユニークな研究成果

(「科研費NEWS 2010 vol.2」より)

写真:教授

人文・社会系

RTIモデルによる学習障害の就学後早期発見と指導法の開発に関する縦断的研究
鳥取大学地域学部 教授 小枝達也
現時点では学習障害の診断は解離モデルを基調としています。つまり、知的能力が良好であるにもかかわらず、それに不釣り合いな学業の状況であることが要件となっています。しかし、学業不振が顕著になってから対処するのでは手遅れ状態であり、学業不振の改善は望むべくもなく、さらには深刻な学業不振から学校不適応という二次的な問題への派生も懸念されます・・・

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写真:教授

理工系

水田からの温室効果ガス発生抑制を目指した管理法の開発―広域における温室効果ガス発生量の測定―
明治大学 農学部 教授 登尾浩助
主要な温室効果ガスの中でもメタン(CH4)と亜酸化窒素(N2O)の発生量のほぼ半分は農業起源で、更にその約半分は水田を含む農地から発生していると言われています。我が国の水田では湛水(水を溜める)と落水(排水する)を繰返すので、周年的にはCH4とN2Oの両方が発生しています・・・

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写真:教授

生物系

次世代再生医療としての歯の再生治療の実現を目指して
東京理科大学・総合研究機構 教授 辻 孝
21世紀の新たな医療システムとして再生医療が期待されています。現在、再生医療では、「幹細胞」を部分的に損傷した部位へ移植する「幹細胞移入療法」を中心に、臨床応用化研究が始まっています。歯科領域においても、喪失した歯を再生により取り戻す「歯科再生治療」の研究が進められており、臓器置換再生医療のモデルケースとして期待されています・・・

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