事業の成果

科学研究費補助金事業

科学研究費補助金は、人文・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする「競争的研究資金」であり、ピア・レビューによる審査を経て、独創的・先駆的な研究に対する助成を行うものです。

最近のユニークな研究成果

(「科研費NEWS 2009 vol.3」より)

写真:教授

人文・社会系

モンゴル帝国興亡史に学ぶ地球環境問題
新潟大学・超域研究機構・教授 白石 典之
モンゴル帝国(西暦1206~1388年)の出現は世界史上の大事件といえます。チンギス・カン(1162?~1227年)が建てたその巨大国家には、残虐・殺戮などマイナスイメージがある反面、信教の自由を認め、民族融和に努めるなどプラス面もあります。ユーラシアの一体化は、のちの大航海時代の序章、またはグローバル化の先駆として評価されています。

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写真:教授

理工系

ヒューマノイドロボットの全身ダイナミック接触行動知能の研究
東京大学大学院情報理工学系研究科 國吉 康夫
人間型の身体を有するヒューマノイドロボットが数多く開発されていますが、その行動能力は未だ限定的です。もっぱら従来型のロボット制御法の延長線上で扱われてきたために、人間型身体の特性を十分に活用しきれていないと考えられます。本研究では、人間の行動知能の解明と、それに基づく、従来と異なる発想の全身行動生成法の実現により、ヒューマノイドロボットの行動能力を格段に拡大することを目指しました。

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写真:教授

生物系

カッコウのヒナを排除する仮親がいた -オーストラリアでの新発見-
立教大学理学部 教授 上田 恵介
ほかの鳥の巣に卵を産んで育てさせるカッコウの「托卵」に対して、宿主の親鳥は、托卵された卵を見分けて排除することがヨーロッパでの研究から知られていました。しかし、いったん卵がふ化すると、自分のヒナとは似ても似つかないカッコウのヒナに盲目的にエサを与えて育て続けるものだと思われてきました。

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