先輩職員の声

現在の職務内容

特別研究員を支える一員に

  研究者養成課では、優れた若手研究者を顕彰する「日本学術振興会賞」・「日本学術振興会 育志賞」や、新たなキャリアパスを提示することを目的とした「卓越研究員事業」といった若手研究者を支援する事業を担当しています。その中でも、大学などの研究機関で研究に専念することを希望する若手研究者を採用し、研究奨励金を支給する「特別研究員事業」は日本の研究者養成の中核を担う事業です。私は主にこの特別研究員を選考する審査会業務及び審査委員の就任を依頼する業務を担当しています。

  審査会は人文学、社会科学及び自然科学の全領域にわたる約1,800人の日本の第一線の研究者で構成され、書面審査及び面接審査が行われます。審査委員の就任依頼においては、研究者の方や研究者の所属機関の事務担当者とのやりとりがあり、また審査会当日は受験する若手研究者の応対をすることもあります。
  特別研究員に関わるさまざまな立場の方との仕事は緊張感がありつつも、色々な方にお会いできて楽しく、私もこの事業を支える一員になれていることを感じています。


  ある1週間のスケジュール
  月   メール・電話対応。電話が終わったそばからかかってくることもあります。
  火   日中は研究機関から届く郵便の処理。退勤後は6年先輩の職員さんとのご飯会。出向中の職員さんもいらっしゃいます。
  水   昼からデータセンターへ出張。
  木   業者さんと審査会の打ち合わせ。夕方は翌日の会議資料の準備。
  金   月に1度の会議。会議前後で議事録作成の準備をします。
  土   買い物をしたり、友人とランチに行ったりします。夜は放送大学のラジオ放送で勉強します。
  日   掃除をしたり、映画を見たりと家で過ごすことが多いです。

日本学術振興会職員になって感じたこと

初心を忘れずに

  私は大学を学部で卒業したため、本格的な研究をしたことはありませんでした。ですが、大きなプロジェクトに携わる教授や特別研究員を目指す先輩方が身近にいらっしゃったということもあり、その環境の中で日本学術振興会(学振)を知りました。研究者が自由に研究に専念するのは難しいという話を伺うことも度々あり、学生生活を過ごす中でそういった方々を支えたいと思うようになりました。

  実際に学振で特別研究員の審査会に携わり、審査委員は忙しい中じっくり申請書を読み込んで評価してくださり、日本の将来を担う研究者を大事に育てていこうと思ってくださる方がとても多いことを知りました。また学振内では特別研究員の制度をより良くするための議論が繰り返しなされており、どういったことが課題になっているのか生の声を聞くことができるので、非常に勉強になります。
  このような経験を活かしながら、自分や学振内外の方の「研究者を支えたい」という思いを忘れず、研究者の気持ちに寄り添った職員になりたいと思っています。







H30.3.1現在