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稲葉 謙次
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| (イナバ ケンジ) |
| INABA Kenji |
| 生年 | 1970年 | 出身地 | 京都府 | ||||||||||||||||||||||||
| 現職 | 九州大学生体防御医学研究所 准教授 (Associate Professor, Medical Institute of Bioregulation, Kyushu University) |
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| 専門分野 | 構造生物学、生化学 | ||||||||||||||||||||||||||
| 略歴 |
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| 授賞理由 | |||||||||||||||||||||||||||
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「タンパク質の品質管理に関わるジスルフィド結合形成・開裂システムの解明」
(Clarification of Disulfide Linkage and Cleavage Systems Involved in Quality Control of Cellular Proteins)
生命機能の主役であるタンパク質は、しばしば「ジスルフィド結合」と呼ばれる補強構造を分子内にもつことで構造を安定させ、適正な機能を発揮する。一方、不要となったタンパク質や異常タンパク質を分解する「品質管理」においては、これを開裂する働きが必要となる。稲葉謙次氏は、まず原核生物において、ジスルフィド結合形成を担うタンパク質の結晶構造と結合が作られるようすを明らかにした。続いて、より複雑な真核生物において、ジスルフィド結合を作り出す酵素の結晶構造とそれが自らの活性を制御する仕組みを、また異常タンパク質の分解に関わるタンパク質の結晶構造とそれらが他の因子と連携しつつ異常タンパク質のジスルフィド結合を開裂する仕組みを明らかにした。稲葉氏は、このように細胞生物学の重要な問題を構造生物学的アプローチで解明する重要な成果をあげた。その研究業績は高く評価されており、今後の発展が期待される。 |
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