お問い合わせ先
独立行政法人日本学術振興会
総務部 研究者養成課
「日本学術振興会 日本学術振興会賞」担当
〒102-0083
東京都千代田区麹町5-3-1
TEL03(3263)0912
FAX03(3222)1986

![]() |
|
松浦 和則
|
| (マツウラ カズノリ) |
| MATSUURA Kazunori |
| 生年 | 1968年 | 出身地 | 福井県 | ||||||||||||||||
| 現職 | 九州大学大学院工学研究院 准教授 (Associate Professor, Graduate School of Engineering, Kyushu University) |
||||||||||||||||||
| 専門分野 | 生体分子組織化学 | ||||||||||||||||||
| 略歴 |
|
||||||||||||||||||
| 授賞理由 | |||||||||||||||||||
|
「DNAやペプチドの自己集合特性を活用したナノ構造体の構築」
(Construction of Artificial Nanostructures Through Self-Assembly of DNA or Peptides)
生体内では、ナノレベルの機能的な構造体が構築されており、これを小さい分子からくみ上げていく技術はまだ発展途上である。松浦和則氏は、DNAやペプチドなどの生体関連分子の自己集合特性を活用して、ナノ構造体を構築する新規な方法論を世界に先駆けて開拓した。例えば、DNAの二重鎖形成を利用して、糖鎖の空間配置を制御し、一次元的に一定間隔で糖鎖を集積できる手法を構築した。また同氏は、球状ウイルスなどのタンパク質の自己集合挙動から着想して、三回対称性のβ構造形成ペプチドを設計・合成し、それを水中で自己集合させることにより、ウイルスサイズ(数十nm)のカプセル状集合体を構築することに成功している。 これらの成果は、松浦氏の独創的着想と創造性によって達成されたものであり、学術性のみでなく実用的観点からも評価が高く、更なる発展が期待される。 |
|||||||||||||||||||