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松浦 健二
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| (マツウラ ケンジ) |
| MATSUURA Kenji |
| 生年 | 1974年 | 出身地 | 岡山県 | ||||||||||||||||||||
| 現職 | 岡山大学大学院環境学研究科 准教授 (Associate Professor, Graduate School of environmental science, Okayama University) |
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| 専門分野 | 昆虫生態学 | ||||||||||||||||||||||
| 略歴 |
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| 授賞理由 | |||||||||||||||||||||||
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「シロアリの社会生態の総合的解明とその応用」
(Ecological Researches on Termite Social Systems and Their Applications to Termite Control)
松浦健二氏は、これまでシロアリを対象として昆虫の社会生態と進化のメカニズムを研究し、女王位は単為生殖により継承されていることを世界で初めて明らかにしたほか、シロアリの卵に擬態する菌類の発見、卵認識フェロモンの同定、共生バクテリア組成が関与した巣仲間認識メカニズムの解明など、シロアリの社会生態に関する未解明の問題を世界に先駆けて次々と解明してきた。特に、シロアリの女王が有性生殖と単為生殖を巧みに使い分けており、働き蟻と羽蟻は有性生殖で生産しているが、跡継ぎの女王は単為生殖で生産し、女王の遺伝子を全て受け継いでいるという発見は、既存の学説を根底から覆すほどの重要な発見である。さらに、シロアリの卵運搬行動を利用し、擬似卵に含ませた殺虫剤を巣内に導入するというシロアリの駆除技術の考案は、革新的な発明であり応用研究としても高く評価されている。 このように同氏は基礎科学と応用科学の両分野で活躍しており、他の社会性昆虫への研究展開や社会生態一般の進化の研究など、今後の研究の展開が期待される。 |
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